SpringStar★

ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ゴーストライター 7話 感想

展開がもったりしていたかと前半あたりは思ったけど
後半からは、また引き付けられる展開に驚いてしまった。

まさか旅館の火事から、、リサ(中谷美紀)があんな言動をしてくるとは思わなかったなぁ。
展開が早いという印象がここ最近感じられていたけど、一時も止まることなく心情や背景が描かれていて
ん~~リサの告白は、涙がどっと出てしまった。

死を覚悟するまで、追い詰められていたということだったけど
死を覚悟するほどならば、告白なんて容易いことなのだと・・
目線を送るリサにジワジワ~ときてしまったし
それを察知する神崎(田中哲司)という場面は釘づけであった。

旅館の火事はちょっと、いくらなんでもと・・思わざるおえない展開なのだが
ま~ドラマチックにするには仕方ないかというよりも、災いは忘れている頃にやってくることでも納得でもあった。

息子の事と母親の事・・さらなる由樹(水川あさみ)の心情を知ることになったことでも
リサの心の動きを観ていくドラマであるわけだけど、
追い込まれていくはかなさといったものを、中谷さんの魅力で描かれていると思うばかりであった。

脇を固めている役者陣の出来栄えがかなりいいなぁ~と、このドラマはかなりかんじられると思うけど
それがいい塩梅というか、なかなかいいテイストというか
ドラマにマッチしてるのも見応えになっていると思うばかりだった。
敏腕編集者の神崎(田中哲司)は時に、部下の小田颯人(三浦翔平)のしでかしたことに対して
自分は蚊帳の外にいることをずばり指摘しての見抜くあたりも憎いし、ある時はただただ穏やかであったりするのも憎いし・・
川原(水川あさみ)が真奈美(菜々緒)の部屋で過ごしている場面も
なかなかいいかんじだなぁ~とマッチしている感もなかなかだと思う。
(三浦さんが好演していると思うけど、菜々緒さんもお気に入りな場面になってきた。)
消えてしまいたいと思ったという川原だったのだが、
社会から追い込まれてしまう面も見応えになっていると思うばかりであった。

まだ7話なのに、早くも川原がゴーストライターであることを認めてしまったリサであるけど
酷な場面をどんどん出してくる内容になってもいるとしても
それが見応えになっているというのが、このドラマの腕であり中谷さんらしさなのだなぁ~と
今後もどうなっていくのか期待したいばかりであったなぁ~。

TOP