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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

独身貴族 第11話(最終回) 感想

「恋の結末」

守(草彅剛)がゆき(北川景子)の元へさっそうとやってきたわりには・・・
あの出張先で寝てしまったゆきへの言葉を、ここで伝えたとしても、死んでしまっていたというか、棒読みというか、熱い告白に聞こえなくて、ちょっとばかりがっかりしてしまったなぁ~。(だいぶだけど。)
この言葉をゆきに、、是非伝えて欲しかったことでも、もう少し素敵な映像と音楽で熱く魅せて欲しかった気がする。
(同じ台詞をまた持ってきてくれたのはよかった。)
もしかして、草彅さんって恋愛ドラマは苦手なのかなぁ~と、あれこれ北川さんのその演技と比べても、断然北川さんの演技が光っていたので、そう思ってしまったけど、どうもゆきとの絡みはほとんど見劣りしてしまうし、
熱いものが湧いてこなかったのは、納得がいかないばかりで、そんなわけでもクライマックスシーンが生きてこなかったかんじ。
情熱をあまり大げさに表に出さない、守の性格であるから仕方がないともとれるけれど、一貫して初めから守は、静かな熱い男だったことから、あんなかんじでいいのかもしれないって気はするとしても、
やはり、映画「めぐり逢えたら」のようなラストをのぞんでしまうわけですよね~。
(めぐり逢えたらは見たと思うけど、ちょっと内容がうろ覚え。)

しかし、第8話で守がゆきへ言った本音を、一字一句同じに言っていたのは、
守の仕事上の特技で、あのときのように伝えたかったと、ず~と温かく心に持ち続けていたということなのだとしたら、どんだけ自分を隠しているのだってことになっちゃうし、頑固者ってことになちゃうんだけども・・、やはり頑固者だったってことかなぁ。(笑)

まぁそれなりに納得してしまうけど、守の本音があまりどの場面でも、見えなかったように、どうしても思えてしまうわけですよね~。
やはり恋愛路線は初めてだったってことかなぁ~??

そんな守のゆきへの思いを伝えた場面・・・

君にまだ会う前、君がテーブルの上に、8月のボレロを置いて行って、
最初に読んだとき、
書いた人間がどんな人かすぐにわかったよ。
髪の毛や服にそんなに気を使う人じゃなくて、
外とで遊ぶより本が好き。
本よりもっと映画が好き。
でも好奇心旺盛で、ダイヤのネックレスよりは野に咲く花の方が好き。
いつも夢見てるけど、物事の本質を見る目があって、
コダワリがあって意志が強くて、まぁ頑固とも言うけど・・・。

(寝てしまったゆきを見て、本音を語りだす守)

いろんなところが似てるなぁ~って思ったんだ。

この世でそんな人間、自分だけだと思ってたけど、

ついにミツケタと思たんだ。

春野ゆき・・・

 

やっぱ、以前、玲子(平岩紙)に涙ながらに告白していた時の方が、熱かったかも。(笑)

そして、やはり・・
こんなに人を好きになったことはなかったという・・ゆきの涙が印象的だった。

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