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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ミス・パイロット 第7話 感想

「アメリカで仲間へ遺すラストメッセージ」

「あんたと見た景色は、人生で一番の景色だった。」と、千里(相武紗季)が晴(堀北 真希)に宛てたメッセージは涙が溢れた。
文字にした言葉というのは、やはり実際話すよりも、何か直接伝えることが出来るように思うけど、
こうして書いているブログでさえも、、またシカリってものとしても、
率直と言うことではけっこう考えさせられる今回でした。

千里は致命的なことはさすがに相談できなかったような、背景(父親???)もあったのか分かり辛かったけど、晴があれこれ自分を責めまくる様子や、国木田(斎藤工)の教官としての気持ちもしっかり描かれていたので、
なかなかうまいドラマだと感心したことでも、けっこうよかったです。

私があの時アラームを鳴らしてしまって、怖い思いをさせたのではないか・・
楽しみたいという千里を思って、パーティーで盛り上がろうとしたのは、軽はずみなことをしてしまったのではないかと、
悔やみ・・私も心配だから帰ると言い出す晴の思いが、痛いほど伝わってくるのはよかったし、
薄々分かっていた、ハートが大事だと前回の機内で励ます国木田の様子とか、
直に指摘してしまうとさらに落ち込む千里でもあると、わかっての対象ぶりも丁寧に描かれていてよかった。
このへんの心情がしっかり描かれていたことでも満足するとともに、参ったってかんじでした。(笑)

そんなわけで、黙って行ってしまったのは千里らしい別れの仕方でもあったけど、
それぞれの仲間たちのこともしっかりと見ていた千里や、
千里のことを見ていなかったのは俺たちであったという場面は・・・チームとして固い絆がしっかりできたこともよかったなぁ~。物語としても千里が生きる展開に満足。

晴とのあのイメージトレーニングで、尾根がしっかり見えると言っていた場面や・・
晴がパイロットなら命を預けられると言っていた言葉も印象的だったけど、
千里は思ったことを包み隠さず、口に出してしまう晴の正義感や性格が、羨ましかったということなのだろう。
反対に考えると、その場での事柄に一生懸命になっている晴ということでもあるのだろうなぁ~。
いつでもその時の状況をまっさきに考え、優先する晴ちゃんの大きさには感心するばかり。(笑)
おおらかでノビノビしていることは、周りのことにいつでも対処でき、小さいことには囚われないことになるので、凄いことなのかも。
見習う点がある~。(笑)

 

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