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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

クロコーチ 第6話 感想

「夜の撮影は涙が光るからなのか、黒河内の目にも?」


感想が書き辛い映画的なドラマでもあるので、おさらいを初めに軽くすると・・。

黒河内(長瀬 智也)が越後(板尾創路)の弱みを利用して、沢渡(渡部篤郎)を取り調べようとした前回。
沢渡もまた同じ5000万のことで弱みを握ってしまったけど、桜吹雪会の生い立ちや意義を切々と唱えて、
銃の指紋についてもう一度調べてくれたら、その代わりに・・黒河内の方はどうにかするってな密約が交わされてしまってのあのヒットマンだった。
そのヒットマンが桜吹雪会(吹雪ホールディング)の御用達な赤刃組に所属していた。
・・・・ってかんじの今回。
つまり持ちつ持たれつな共生であり、意味あいとしては警察内部互助会な桜吹雪会で、桜吹雪会ご用達な赤刃組という構図。

このドラマはあ~!面白いとか感動するとか何かいい台詞が隠されているってわけでもないので、
ほんと今更ではあるけど、感想に向いてないってものをかんじるけど、物語を面白くしているのはやはり、黒河内な長瀬さんですね~。
黒河内(長瀬 智也)と清家 真代(剛力 彩芽)の会話も捜査の話しばかりだし。
そういうことでもキャラクターで魅せていくという部分がけっこう求められてしまうってことか・・。

それにしても清家はだんだん黒河内の脅し方を学んでしまったせいか、
ちゃっかりワイロの証拠写真をみせつけて、さらに、指紋がって追い込む様子は微笑ましかった~。やっと清家の面白い場面が観れてよかったです。

今回、高橋秀男(森本レオ)がやけに関わってきたけど、
やはりあの黒河内が3億円の犯人として会うラストは、音楽も意味深なかんじだったことから、
追い詰めていくというよりも、ちょっと違うニュアンスを感じましたね・・。

一筋に追う者と追われる者の究極な二人の間を観たような気がして、
犯人との間になんかへんな温かいものが生まれることはあるとは思うけど、
ここまで追ってきた黒河内の気持ちに、何かをかんじ、やっと荷を下ろすことができるという安堵感な気持ちの・・自供するハイだったようにあそこは思えてならなかったなぁ~。

夜ということもあって、ちょっと黒河内の目にも光るものがあったようにも思うけど・・・
(録画画質がイマイチとはいえ、何度もココはチェック。笑)
控え目に笑う高橋の素朴な目を観ていると、だんだん何かいたたまれないような気持ちにさせられて、
多分そんな場面だったことでもジワジワ~と来るものありましたね~。(それでレオさんを抜擢?)

多分黒河内を演じる長瀬さんもここはそういう場面ってことでの撮影だったようにも思うけど・・自然と涙が出ていたようにも思えた・・。(前々から光っていたとしても・)
ここでこんな場面がくるとは思わなかったことでもほんとよかった場面でした・・。

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