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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

トッカン 特別国税徴収官 第8話(感想)

「美人姉妹相続争い!姉の税金を妹に払わせる法律があるなんて…」

期待している南部千紗(木南晴夏)が出なかったことがちょっと口惜しいところ。
美人姉妹相続争い!という今回、それぞれの姉妹の言い分や、引き下がる気配のなさに、いくら鏡(北村有起哉)といえどもうまく解決する方法は見当たらないように思えたけど、、どう終結するのかと思っていれば、あの引き出しからあんなものがうまいこと出てくるのも都合が良すぎて、こんな風に解決できたら。。という筋書きをある程度描いての行動というものもあるのだろうかと、あれこれすごい人なのではないかってちらっと思ったりしてしまった鏡トッカンでした。(笑)

それぞれの三姉妹の言い分、とりわけ相続税を払う気のない姉二人の言い分を聞いていると、相続税というものを払うなんて、国はかなりいい商売しているとか、ほんとうに払わなければいけないのかっていう気になってしまうほど説得力がある二人だったけど、
その様子から相続税がなんともちょっと理不尽な税にも思えてきてしまい、恨みを買うのも無理はないなぁ~とかなり納得してしまったかんじもして、すんなり鵜呑みできない思いがあるからこういうドラマも生まれるわけなのかと、あれこれ思ったり。。。

三姉妹の思いやる気持ちが最終的にはみれて清々しささえあったことがよかったけど、こういう解決方法を探るというのも徴収官の役目なのではないかって、思ってしまう内容にもなっていたみたいで、
お金にしか目がなくなってしまい一番大切な心の拠所を見失っていた姉妹がやがて思い出のつまった家の大切さに気がつく様子は、なんともよかったところでした。

とりわけ三女の久美子(入山法子)がほとんどを寄付に回して、後は父親の夢を担ったお店の資金にと思っていたのに、それも投げ出して家を家族を大切にしたいという思いは、綺麗すぎるみたいではあったけど、そんな気持ちが姉二人の気持ちを揺り動かしたというわけなんでしょうね。
そんなわけでけっこう見応えがあったし、ぐー子の思いやる気持ちが報われる結末もよかった回でした。

ちょっと錨(星野真里)のところは、前回の後書きのようなかんじで、特にというかんじもしてしまったけど、やはり、南部千紗が出てもらいたかったところかなぁ~。

また次回弁護士の吹雪(及川光博)が出るようだけれど、かなり恨みを持っているようで、どう鈴宮(井上真央)たちが解決していくのか次回もさらに楽しみになってきました。

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