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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ストロベリーナイト 第4話(感想)

「過ぎた正義」

今回もしっかり録画して、もう一度観たいわけですが、火曜日は、
「タイトロープ」に「ハングリー」、「家族八景」とけっこう充実したものが、めじろ押しなこともあって時間が足りません・・。

ゆったりっと髪をかき上げ、ひらめいたような姫川(竹内結子)の様子や、
指でガンテツが土下座を要求するシーンや、うなずき一つで動いて行く場面など・・、
そんなしぐさで描かれる部分が随所にあるこのドラマであるけれど、
しぐさで見せるこだわりを持っている描き方というものもいいかんじで、何度となく姫川が髪をかき上げるシーンは、やっぱり引き付けられますね。

そんなラストの口ぱくが思わぬ疑問府を投げつけてきたわけだけど、
憎らしいばかりで、だいぶ気になってしまうばかり。
なんで息子に会いに来たのに面会しないのか、
塀のそばの道を歩きながらその答えを導く姫川のシーンも圧巻だったけれど、独自の見解を見せたラストはやはり驚きでした。

ここで終わっちゃうだぁ・・と言うくらい完結してもいいかんじだったけれど、
真相は見えないままでもありかな~と思っていれば、次回も続くっていうことでしっかりこの裏ドリもない過ぎた絵空事をどう結んで行くのかも楽しめるというわけですね。

連続する一見なんでもない死因の共通項が、倉田修二(杉本哲太)だったことから思わぬ展開になって行き、
姫川班のいき過ぎた正義を振りかざすことになっていくけど、ところどころに入れられるそれぞれのトラウマや思いもしかりあったのもよかったところでした。

今回の姫川は怖い目がさらにすごかったけれど、ここほんとすごかった。
そんな姫川のそばにいつもいるっていう菊田はやっぱり西島秀俊さんが一番似合っているけど、理解ある人と言うことで納得いくキャスティングでもあるんだな~と納得してしまいますね。

そんな菊田が「怒ってばかりじゃお肌に悪いですよ」というところは、
姫川が入ったばかりの新人ノリ(小出恵介)にむかっ!っとなったようで、
本心を菊田にはなんでも言ってしまう間柄というのも、深い信頼関係があって、ほんといいかんじでした。
やはり筋書きがいいことがこのドラマならではと思えるし、
それに負けない演技力がしかっり加わっていることで、なんとも魅了されるドラマになっているのはやっぱりすごいです。

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