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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

『とんび』 前編 (感想)

重松清の感動父子物語ドラマ化どん底から再起する不器用な昭和の父と息子」

堤真一 小泉今日子 古田新太 西田尚美
塚地武雅 今井悠貴 徳井優 神山繁ほか

今の時代の原点を見つめなおすという視点で描かれたこのドラマ。
昭和の時代を再現することにCGは使わなかったというHPからして、
その意気込みが伝わるし、ドラマもそんな再現映像が前面に出すぎたかんじもするけれど、父子、周りの人々の熱い生き様がやはりまぶしかったです。

やはりHPは放送前には見ないわけだけど、ストーリーがわかってしまったりすると、
ドラマの描こうとしている内容が台無しになってしまうというものですね。
なので脚本、演出他あれこれということも、こだわらないで見るというのが、
ドラマ観戦の王道だと思うところです。(ある意味戦い・・)

ドラマの内容については、それほどの感情は持たなかったけれど、
父子のメインストーリーよりも、サイドストーリーの方に魅了されたところの方が大きかったです。

「夕なぎ」の女将・たえ子を演じる小泉今日子さんが、やはり、美しさがそのままだったことに感慨深いものを感じたし、これから始まる冬ドラにも登場するしで、現在進行形であることにまずよかったの一言ですね。

生き別れた娘との再会がやはり、山場だったけど、結婚の報告に来た娘・泰子(岡本あずさ)に対しての言葉は印象的でした。

「お金持ちにならなくても、偉くならなくても、」
「今日一日が幸せだったと思えるような、明日が来ることが楽しみだと思えるような日々に・・」

と祝いの言葉伝えるシーンはお互いに母娘であることをわかっていたとしても、、
じわ~っとくる場面でした。

この人がなんか武井咲の姉に似ているな~と思ったけど、
調べると妹しかいないし、、、!ヨシヒコにも出ていた「岡本あずさ」さんでしたね~
いや、ここのシーンはほんとぴったりな役柄で、引き込まれてしまったけれど、
けっこう咲ちゃんぽいかんじで是非、こんど姉妹設定で見てみたい。

咲ちゃん、正月三が日のCMでは女王だし、やはり今や押しも押されもしないし、期待若手女優も3本指すべてオスカーっていうわけだけど、そんなばかな~とかは言わずに納得しますが、、大河ドラマ常盤御前役は今までにない咲ちゃんを見てみたいので期待したいです。

しかし、考えるとオスカーばかりすごいですよね~
忽那汐里(くつなしおり)ちゃんはHPの方には出ていないのが気になるとしても、
ちゃんとオスカープロモーションだし、剛ちゃんといいほんとすごいな~
ヤフーのランキングだったように思うけど。。

ということで、父子の話に少し興味も薄れてしまったようで、
こってりとした昭和再起ドラマもややあてつけがましいようにも見えて
しまいました。

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