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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

11人もいる! 第9話 最終回 (感想)

「11人が行く!!響け大家族の歌」

どうもギャグが多かったり、どたばたしているだけという印象が強かった最終回だったけど、
ラストの最後まで決め所を探していたようなかんじで、
どうも残るところが少ないような気がしてしまう。
まぁ、合唱団として大家族真田家の愛にあふれた歌を届けるというのは、
よっかったわけですが、いまひとつ物足りなさをかんじてしまうところは残念でした。

しかし、コミカルに見せる社会派という視点で、少子化について考えてみようという内容だと思うわけだけど、そんな家族愛あふれる暖かなドラマとしては、いい内容だったなぁ~と思います。

今回どうも真田家が燃えてしまったのは意外だったけど、メグミ退場という意味だったのでしょうけど、
東京タワーまで行って、燃えている我が家という構図は、
狙いすましたかんじで、合唱団として再スタートをするためのことなんでしょうしと、、、みえみえぽいですね。

さらに、一男(神木隆之介)が目的を失ってしまったところの家族会議は、
昨今の大学事情に幻滅&自由になった戸惑に因るところの一男の出口がみえない話に、ちゃぶ台が飛んでしまったという流れで、
畳み込むかのようにお産の話になったわけでした。。

この辺は、けっこうごたごたしているだけという印象が強かったわけだけど、
家族会議は、それなりに毎回成果というものが生まれたはずなので、
もう少し厚みがほしかったところでした。

どうも無難にまとめあげたかんじはするし、もがいていたようなかんじもしてきてしまったけど、

このドラマの思いとして、
「日々の暮らしの豊かさは、けしてお金ではなく、家族そのものの愛にある。」
「お金がなくても、なんとかなるさ~」
といったメッセージだったのでしょうね。

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