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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

家政婦のミタ 第7話 (感想)

「死ぬまで二度と笑いません…」
ミタ(松嶋菜々子)さんのロボット的な表情になんとなく、
今回人間味というか温かい表情がちらっと、ときたま出ているように見えたのは気のせいかなぁ~
やはりミタさんの目元をじーっと見てしまうこのドラマは、
かすかな目の表情というものにも、ミタさんの気持ちが表れると思うので、
どうしても目に集中してしまうけれど、やはり、
次回の為に少し演じ分けてきたのかなぁ~と、かんじたのは勘違なのでしょうか。
なんとなくいつものミタさんでなかったような気がした・・。

ラストでミタさんが、生身の人間であるという生々しい過去がまさか出るとは思わなかったここは、やはり釘付けになりましたね。
これまでロボットかそれ以上か?と思われたので、ラストでの笑わない理由なエピソードがあったことは、
やられた~
というばかりなのですけど、
もう、ミタさんの過去は知りたいに決まっているし、
見ないわけにはいかないのはほんと憎たらしいほどのドラマになっているということですね。
ドツボに嵌るとは多分このことでしょうか・・。

今回の恵一(長谷川博己)が父親としての愛情を子ども達に証明するという奮戦ぶりは、見ごたえもあったけれど
会社は首になるし、不倫相手とは結局別れることになるしで、
何もかも失った恵一がようやく目覚めての父親としての愛情シーンは、
今までのどうにもならないまでに壊れてしまった子ども達との距離を、
引き戻すに値するところで、納得させられる父親恵一であったのがうれしいところでした。

希衣(本田望結)ちゃんと子ども達で演技の練習をするシーンで、
思わずさすがにうまいなぁ~と希衣役の望結ちゃんには感心してしまったけど、
家政婦のミタさんの魔法使いぶりも迫力があったりして、
微笑ましいばかりなのがよかった。。
無機質さはときに、ユーモラスになるというわけなんだけど、うまいな~

これまで、どうなることかと思われた阿須田家がこうもまとまるとは、思えなかったので、
恵一の涙なシーンが印象的だったり、爆弾事件騒ぎにはあっさり認めたり、川に入ったり、石を必死に探す恵一のまっすぐな下向きさには、
父親としての気持ちがにじみ出ていたばかりでなんともじわ~とくるところで終始釘付けにされた7話でした。

次回はミタさんの過去がいよいよというみたいだけど、ロボット的ミタさんの本当の人柄が表れたら、
松嶋さんに見えてしまうなんてことはないと思うけれど、演技的に難しいのではとちらっと過ぎったりして、
生身のミタさんをどう演技するのかというところも期待が高まるばかりです。
焼け石に水状態というか、やっぱりうなぎのぼりでしょう。

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