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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

それでも、生きてゆく 第10話 感想

それでも、生きてゆく 第10話 感想

深見洋貴(瑛太)と遠山双葉(満島ひかり)。
響子(大竹しのぶ)と遠山隆美(風吹ジュン)。
そして、三崎駿輔(時任三郎)と果樹園の父親という構図で描かれていた今回は、なんとなくそこのところが描かれるべくところというかんじになってきたかんじ。

洋貴、双葉や響子たちが、希望を見出してきたようで少しずつ変わってきたことに対して、なぜか俊輔だけはそのままなかんじで、どうにも悲しすぎる展開なんですね。
文哉もある意味、時間がある時点で止まっているようで洋貴や双葉の思いが届かないところに居るような様子はやはり、救われないばかりなようで、オムライスを食べているシーンで、思わず笑いだすところは、どういう気持ちか読み取りにくかったけれどもそんな文哉のことが、笑うしかなかったというように取れました。

響子は今日は隆美と話したかったというところの本音を言うところは、今までの響子の仕打ちを憎んでいたという隆美がいたし、それを知ったことで響子は満足感を得たみたいだけれど、あらたなる境地を二人が見出してきたことが伺えて、洋貴と双葉ちゃんと同じように変わってきているのだと言うところは、少しづつ氷が溶け出すかのような気持ちに救われる思いがしてならないところでした。
洋貴もまた、文哉を前にして、いままでの被害者家族の思いとは違い変わってきたんだという気持ちの変化を語るところは、よかったし救われる思いがありましたね。
ふと、朝、便所から見た朝陽を見て、一日が始まるんだと生きていることを感じるという思いになったことは、洋貴の真実だったけれど、、
「文哉と一緒に朝陽を見たいんだ・・。」という気持ちにまでなっていたなんて、、、憎悪という暗い出口のない闇からようやく抜け出したということなんでしょう。

それはやはり、双葉がいたからこそなんでしょうけど、双葉もまた同じように朝陽を見てそんなことを思っていたようで、あの双葉、朝陽のワンカットで描ききったところも、憎いところでした・・。

ラストの文哉に蹴りを入れるところはやはり、届かぬ思いを伝えたかったという双葉なんでしょうけど、双葉の気持ちがあふれ出たところがみれたこともよかった。
やはり、こうしてみると見ごたえがありますね。
これからの二人は多分大丈夫だと思うけれど、次回最終回?が楽しみです。

それでも、生きてゆく オリジナル・サウンドトラック

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