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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

みかづき 第3話(感想)

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「翳りゆく月」

塾の経営の為に吾郎(高橋一生)さんを引き込んだ経緯があったことを思い出すけど、
やはり、千明(永作博美)は経営が何よりの目的なんだろうなぁ~ということが嫌でも感じられる3話であったかなぁ。

経営を一所懸命になって頑張ることは何も悪いことではなく、むしろ立派なことでもあるのに、
結果的に家族をも巻き込んで苦しめることになるというのが悲しいね。
経営=生活という現実を見据える千明に対して、甘ちょろいかどうかわからんとしても、理想的な教育を目指す吾郎とのジレンマというわけなんだろうけど、そこらで2人を対立させて見せる今作の嫌らしさってほんと感じるね。

うまく2人で2割の不満足な生徒を吾郎が補修し、
残りは千明の進める受験の為の塾ということにしていけば、なんの問題もないはずなのだが。

ほんと家族をも巻き込んでしまって、悲しいお話しにしてしまうなんて、ヤボで切ないなぁ~。

そんな重い3話なことでも、持ってきな!と、切れのある言葉もあって、なんだか面白い役回りをこなしていた壇蜜さんがよかったなぁ。

やはり、NHKってうまく役者さんを起用するし、その人のいいところを引き出すよね。

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