まさか空気が答えってことはないだろうけど・・。
永野芽郁さんもよかったし菅田将暉さんもよかったね。
そして箭内夢菜、川栄李奈、上白石萌歌、福原遥、今田美桜と、
出演者から感じられるエンタメ感もかなりのものがあったけど、
爆弾立てこもり教師の柊(菅田将暉)ってことでも、とにかくエンタメ感満載だったなぁ。
どうも今作、いじめが原因で亡くなった澪奈(上白石萌歌)ってことのようだから、社会派ドラマという位置づけも濃厚ってかんじ。
正義の使者といったかんじの柊でもあるけど、とにかく煽りまくるかんじはなんだか痛快さもあって、とってもいいとも思ってしまった。
もっと怒る方がいいよ。
もっと大げさに怒鳴る方がいい・・という亡くなった澪奈ってことでも、その言葉が次第に意味を持ってくるというのもなんだか来た..。
今ある見えない敵をぶっ壊すというかんじになって行ったのもよかった。
さくら(永野芽郁)が置かれていた状況は、ほんと身につまされるものがあった。
澪奈(上白石萌歌)を自分可愛さあまりに裏切ってしまって、
周りと歩調を合わせたさくらでもあったのだけど、さくらの事なかれ主義は一般的に誰もが行ってる悪意のあるナイフを意味してもいたから、とにかく変わってくれと切々と訴える柊の言葉が印象的でもあった。
自殺をした理由はと柊(菅田将暉)に促され、自分が見捨てたことを認めるさくら。
その後の白熱した言動は心を揺さぶられてしまった。
マイナスとなる行為をするのはそうは容易くないわけだけど、さくらは友達を裏切ってしまったと自分の弱さを認めたことでも、少しは変われたようでもあったなぁ。
こんな具合で生徒たちが変わっていくというのかわからないけど、人が苦しんで亡くなっていることでも、このぐらいしないと分かってもらえないってことなのかもしれない。
まぁ、今の私が叫ぶとしたらプリンターのインクが高すぎることとか、年賀状なんてめんどくせ~ってことだね。
もっと怒るべきだに賛成でもあった。(笑)
怒鳴って怒ってダメになったらそれまでの付き合い・・・。
そろそろ私も・・。