よかった。
かなりよかったと思う反面、、やはりちょっと違和感もあるかなぁ。
戦時中・・それも1945年の終戦から2年前あたりの広島のお話となってることでも、丸呑みできないかんじもしてしまうみたい。
今まではそれほど戦時中という時代背景を意識しないで観ていたのだけど、
現代と変わらないような人と人の問題が描かれてくるとどうも違和感を覚えるようでもあった。
現代劇と変わらないというのがどうもね。
終戦もマジか、戦争末期のお話でもある。
時代背景さえそうでなかったらすんなりと見ていけるのだけど・・。
周作(松坂桃李)の恋の話は、なんだか創作そのもののようでもあったかなぁ。
リン(二階堂ふみ)とすず(松本穂香)さんの出会いや話方はとってもいいわけだけど、好みなんだけど・・
売り飛ばされても生きていけるものときっぱり言ってのけるリンに嘘がないのがほんとよくって、ここらへんが別世界といってもいいほどに何かを叫んでもいるんだよね。
蔵の掃除など物語をそちらへと動かす小道具たち・・。
冷めた目線で観てしまうようでもあったかなぁ。
現実をオブラートに包みすぎとは言わないけど、ベタな内容になってきたことでもちょっとその気配が感じられてしまったのだ。
まぁ、意識的に目をそっちから反らしてでも、観ていきたい内容となってるのも事実、こちらでコントロールして観ていこう~。