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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「ブラックペアン」第1話 感想 毒饅頭の方が好き♪

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ブラック過ぎる点が後味悪くて、その上シリアスらしさも薄っぺらいかんじであったことでも、漫画チック過ぎちゃったかなぁ。
キャスト的には好みな方が多かったことでも観てはいきたいと思ってるのだけど、しかし、コミカルでないだけの「ドクターX」であることでも中途半端でパクッテるだけだし、ただただブラックしか残らない作風に感じられてしまったことでも、困っちゃうドラマであった。主人公のどうもブラックさをうまく生かしつつってかんじで、お似合い過ぎてもいるから今作はブラックそのものみたいなんだよね。(笑)
痛快さがないのだが・・さて?

「ブラックペアン」

4/22(日)スタート
毎週日曜 21:00~21:54(TBS系)
キャスト二宮和也竹内涼真葵わかな倍賞美津子趣里小泉孝太郎内野聖陽 ほか

二宮和也が孤高の天才外科医に! 病院の闇に迫る医療エンターテインメントドラマ

ストーリー 
東城大学医学部付属病院の渡海征司郎(二宮和也)は、手術成功率100%を誇る天才的な手技を持つ外科医。傲慢な性格のため常に周囲と対立している渡海は、「患者を生かし、医者を殺す」と評され、“オペ室の悪魔”と呼ばれている。
そんな渡海が勤務する大学病院に、外科医の技量に左右されない最新の心臓手術用医療機器・スナイプが導入されることになる。性急な決定に疑問を抱いた渡海は、大学病院と製薬会社、医療機器メーカー、厚生労働省などが癒着する闇を知る。
さらに、大学病院に君臨する教授・佐伯清剛(内野聖陽)が手術の際に用いる“ブラックペアン”という特製の黒い止血用鉗子(かんし)には、隠された過去があった。

第1話あらすじ(4月22日放送分)
東城大学医学部付属病院では‘神の手’を持つと称される心臓外科医・佐伯(内野聖陽)による難しい心臓手術が始まる。その様子を日本心臓外科学会の理事長選のライバルで帝華大学病院の西崎(市川猿之助)らが見守っていた。そんな中、佐伯の他の担当患者の容体が急変。弟子の横山(岡田浩暉)や、横山の指導を受ける研修医・世良(竹内涼真)らが処置を行うが事態は好転しない。そこへ現れた渡海(二宮和也)が、鮮やかなオペを行う。

原作海堂尊「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)
脚本:丑尾健太郎
演出福澤克雄田中健太、渡瀬暁彦

日曜劇場『ブラックペアン』|TBSテレビ

Yahoo!テレビより)

第1話の感想

身勝手な天才的なドクターということでも、「ドクターX」のほぼパクリなのだが、違いはブラックな主人公であるということと、作風がどっちかというとシリアスであるということかなぁ。
ただ、シリアスとしても、それほどでもないし、さらにコミカルでもないことでも、なんだか中途半端っぽいのが困ったところであった。

米倉涼子さんの「ドクターX」のような楽しさは皆無であるけど、シリアスらしいドラマとしても安っぽくって、ブラックなだけでもあったかなぁ~。

画期的な医療器具・・スナイプで誰でもすぐに手術ができるようになり、神の手は必要なくなるとか言っていたけど、
後から欠陥が見つかってという初回・・そのへんもドクターXにあったようお話しだったかなぁ。(笑)
さらに引っかかる点はかなり首数をそろえているのに、キャラが薄っぺらくて意味がないことは、ドクターXとは大違いでもあった。
ただ仰々しいだけで煽ってるだけなのだが、二番煎じは所詮二番煎じってこと。
いくらフレッシュな二人・・世良雅志(竹内涼真)、花房美和(葵わかな)でもって、話を進め・・フラットな状態に戻そうとしても・・・
基本別の話となってることでも、まぁ、かろうじて健やかな気分に戻してくれることはあるとしても、どうも基本スペシャリストなブラック医師物語となってしまうのだよね。
そして、何やらこれまたよくある医療ドラマを背景にしたりすることでも、どうにも薄っぺらかったか。
どうもね~煽るだけで誤魔化せるほど甘くない視聴者層だと思うのだけどね。(笑)

若手二人にしても渡海(二宮和也)のブラックさと対峙していくには、やはり限度があるのだが、まぁ、少しはそのへんを期待しつつ、身勝手でお金を要求するだけの渡海が、どれだけしっかりした医療ドラマを見せてくれるのだろうか?ってところを期待したい初回であった。

命を軽んじている今作

ドクターXの大門は手術の後、患者へ手を添えて命を尊んでいるのだけど、今作は全く反対に命を物扱いであるばかりで、命を軽んじてしまったことは、大分観ていても気持ちの良いものではなかった。

これはかなり今作の嫌な部分でもあったなぁ。
土下座してお願いする研修医を後目に、さらに1億もの大金を要求するというのはドン引きするところでもあったみたい。
道徳とか社会性に欠けるのは、いわゆる天才につきものでもあるということなのか、、とにかく何かを逸脱してしまったことは間違いなかったことでも、もう少しなんとかなることを最後に期待したいものだなぁ。この枠らしくね・・。

ただのわがまま小僧物語とならないことを祈るばかり。(笑)
今回光っていた趣里さんがわがまま小僧にかつを入れる役になってほしいものですね。
鋭い眼光が素晴らしい~。

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