SpringStar★

ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~ 第3話 感想

f:id:vividlemon:20180210105104j:plain

柳瀬(遠藤憲一)の人の良さをこれでもかぁ~てくらい描いているけど、柳瀬を弁護することになりそうな祐介(滝沢秀明)の過去も同じように並行して描かれてもいる今作。

いったいどういった関係なのであろうか?と、つい思ってしまうわけだけど、なんとなく匂わせつつってなことなのかね。
それにしても頑として罪も認めないままで、自分が死刑になることだけを望んでいる柳瀬であるけど、何か口が裂けても言えないことがあるようにしか思えないなぁ。
2回目の面会であったようだけど、その後描いた富士さんの絵が、春をかんじるような温かさが感じられたのが不思議でもあった。
以前は活気のある赤一色だったと思うのに、いろいろな色が入れられていて、感情が動き出しているような柳瀬は、氷が溶けだしてなんだか希望のようなものが感じられたかなぁ。

この絵を祐介にも見せて上げたいほどな穏やかな色使いであった。
あ、そういえば柳瀬の過去を知る人たちにも会いに出向いた祐介であったけど、住んでいたアパートを目の前にして涙を流しているとは、もう、しっかり柳瀬に取り込まれてしまってる様子であった。

まぁ、仕事仲間の言葉も聞いたことでも、感情移入してしまってるだけなのかもだけど・・。
優しく情緒豊かなところは子供時代から変わらないのだろうなぁ・・。

そして、礼菜(谷村美月)と共にあかね(横山めぐみ)をお見舞いする場面は、やはりってかんじであったけど、あかねは子供のことには触れられたくないようだったなぁ。
まぁ、柳瀬と子供を捨てたわけだから、当然といえば当然でもあるのだが、あかねと礼菜の関係もさばさばし過ぎてもいて味気ないを絵に描いたような親子なのだなぁ。

こんなさばさばした役柄の谷村さんも好みなのだけど、なんか幸薄い人を演じるのが似合っていて、つい熱い視線で見てしまう私でもあった。
こういう役を好んで演じてらっしゃると思うけど、NHKドラマ、「夜明けのララバイ」はいいドラマであったなぁ~。
ほんとよく泣いた泣いた。

www.nhk.or.jp

TOP