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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

さくらの親子丼 第4話 感想

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母親の峰子(森口瑤子)と娘の由希(大西礼芳)の問題・・。

母親に縛られながら、心の中まで入り込まれちゃう苦しみは想像がつかないけど、
摂食障害になった由希はそんな苦しみを食べる、吐くという快感で紛らわし、
誰にも助けて欲しいと言えないまま、心も体もボロボロになるまでSOSを発信していたとは・・。(汗)

死と向き合うところまで追い込まれてもいた・・
腕の一本の線にはやはり感極まっちゃったなぁ~。

しかし、、どうもちょっとばかしこのドラマで描かれる事でもないような気もする。
解決策は親離れ子離れってことでいいようなまとめ方であったが、
さくら(真矢ミキ)まで子離れしなければっていうのも、違うような気もした。

そもそも由希の問題は、さくらの親子丼に救われる一連のエピでもなかったような・・。

由希がやっとさくらによって救われた晩・・、
さくらの家で泊まることになっての・・
あざみ(吉本実憂)は由希のことがわからないにしても、さくらが酔っていることはわかった。

さくらは息子のことが忘れられないままであったことでも、
少しは峰子にダブらせていたとは思うものの・・
子への依存の違いはあったと思うのだよね。
失った悲しみの思いと、身勝手な思いってことでもね。
峰子の娘への強い執着心のようなものと比べ・・
さくらの亡くなっている息子への思いは、「子離れ」の言葉だけでは括れないはず。

なんだか一辺倒にごちゃ混ぜにして描いてきたという感じでもあったかなぁ。

一方のリエ(柳美稀)は自分が起こしたリンチ事件に苦しんでいたけど、
加害者への怒りは、事件を起こした母親だけでなくその娘にもあると・・・。
あざみの思いも鮮明になっても来た。
次回そのへんの事が動きだしそう・・。

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