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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

女囚セブン 第1話 感想

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一言で言えば乙なドラマが始まったといったかんじ。
女囚という設定や、それぞれのキャストの演技ぶりが真綿らしいものに感じられたことでも既視感があまりなくて、どこかユーモラスであったことでも、乙なドラマが始まったというかんじだった。
新入り琴音(剛力彩芽)への洗礼といったものが、そこそこ描かれていたのだが、親身になってくれていた奈津(安達祐実)がスパイであったというのは、やはりそうこなくてはってかんじで、あのままいい人であったらただのドラマになっていたところだった。急に琴音が見破った場面は寝耳に水で、さすがにどこか切れ者になっているのもよかった。アクションシーンがけっこう入っていることも見応えがありますね。

誰が奈津の背後にいるのか、そして目的はなんなのか?まだまだ謎であるけど、一通り女囚たちの新入りいびりとやらも楽しめたし、ギリギリなところで生活をしている女囚たちの様子なども面白く描かれているかんじも好感触だった。
いったいこれからどう展開して行くのか、けっこう興味深いなぁ。

剛力さんの喋らない演技がなんだかよかったのだが、迫真に迫っているようで、どこかユーモラスでもあったりしてとにかく今までになく斬新なドラマとなっているのがいい。
喋らない演技はやはり剛力さんの演技の力をかんじる。

そのまま喋らない方が既視感がなくていいとも思ったわけだけど、喋ったとしても京都弁であったことでも、このドラマの世界観を失うこともなくて、これはけっこう練られているなぁ~というかんじ。
意外性をけっこうこのドラマのキャストからもかんじられたのもよかったし、今迄にない役柄が多いみたいなので、なんだかほんとおもしろそ~でもあった。
ちなみにお気に入りはあのドラマ以来、女優として目覚めたのではないだろうかってかんじのトリンドル玲奈ちゃんであるけど、やはり切れっぷりに嵌ってしまっているのだ。

そして、平岩紙さんの今までにない黒さも驚愕するばかりであったし、安達祐実さんもなんだかけっこう生き生きとしていることでも、なんだかよかったしと、けっこう面白いドラマとなってるのだよね。

なわけでも次回も楽しみ。

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