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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

下剋上受験 第4話 感想

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信一(阿部サダヲ)が会社を辞めたことを家族に黙っているくだりが、どうものろまっこしくて・・。
いやになってしまうところであったけど、まぁ、香夏子(深田恭子)の思いや、一夫(小林薫)の思いがわかったこともよかったです。
香夏子がパートの仕事へと奮起していく大事な場面なことでも、その過程がしっかり描かれていたのもよかった。

信一がティッシュを配っているところへ一夫が意見しに来る場面・・
信一の考えがしっかりしていることもわかったのだが、娘の佳織(山田美紅羽)のことをしっかり考えていることがわかったのもよかった。
中学受験への1年ちょっとを頑張らなければ、一生がだめになってしまうんだよということだけど、
高校受験はさらに人が多くなって、大変になるから今が大切なときなんだというのも、早い時期に質の高い勉強をしていれば高校受験もそれほど苦しまなくて済むということなだろう。
それならば受験までの一年ちょっとをここぞとばかりに、奮起する信一の信念も説得力があった。
それはそうでもあるけど鉄は熱いうちに打てか。
こうして一大改革というべき、香夏子が働き出すことになったのだが、父ちゃんの会社に決まったことでも、そちらの仕事の話しもおもしろくなりそうでもあったなぁ。

だんだんイジメが顕著になってきた徳川家のお嬢さまであったけど、ん~なんとも可愛そう・・。
まぁ、これぐらいのことがあった方が、後々逞しく成長できるってことでも、いいと思うけど、
それほど陰湿でもない演出からも、温かさがかんじられるのもよかったなぁ。
つまりこのドラマ、徳川家のお嬢様の成長物語でもあったり、信一や香夏子・・そして佳織の成長物語ってことですね。
ほんわかとしいた内容がこのドラマらしくて、理屈抜きに観ていける内容になっていることでもいいですね。

 

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