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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

嫌われる勇気 第1話 感想

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番組の言葉を引用すると、つまり・・「自由、そして幸せになるための勇気」の必要性を問う、アカデミックでシニカル、そして見るだけで「アドラー心理学」を学ぶことができる大人の刑事ドラマ! ということ。

キャストは香里奈椎名桔平、戸次重幸、加藤シゲアキ丸山智己升毅桜田通、飯豊まりえ正名僕蔵さんなどなど・・かなりのお気に入りな人ばかりであったが、このドラマ・・今迄の刑事物とかなり切り口が違うというか見た目もいいセンスしてる~ってかんじ。劇中の挿入楽曲も凝っていてかなりファッショナブルであった。
それにしてもかなりの男前だったり、色気たっぷりだったり、好みな方が多いですね。
ともあれ主人公がショートケーキが一個しか残ってなくても、子供が私のショートケーキだと騒いでいたとしても、食べちゃう庵堂蘭子(香里奈)って、チョ~お気に入りというかファン?になってしまったなぁ。(あの子役の子も面白い!)
こんなに高揚感が持てるドラマは稀にしかないのだってこと。(笑)
永久保存しておきたいほどの、、何度も録画を観たいと思う初回でもあったことでも、何が何でももう、視聴決定!!(多分、ブルーレイに焼く。)
さらに鑑識には私がお気に入りとなっている某検事ものSPでもお馴染な・・正名僕蔵さんなのだもんね~。
とにかくそんな正名さんも絡む絡む・・・絡むったらないことでも、いや~言うことなし。
私はこんな刑事物を待っていたってかんじであったなぁ。
さらにこれ、、何やら人に関わらずに言いたいことを言う、、嫌われる勇気が必要だという「アドラー心理学」が絡んでることが何やらいい~~。

嫌われる勇気という違ったエッセンスでもって、男刑事たちとはまったく関わりをもたない主人公、庵堂蘭子(香里奈)なんて、今迄にこんな刑事もん、、お目にかかったことがないですね。
香里奈さんも今までに観たことのない香里奈さんとなっていたりして全く、、わ~いってなものであった。
パクパク美味しそうに食べるショートケーキだけでも、イチゴのショートケーキが食べたくなってしまったなぁ。
なにかしらいつもマイペースにほっこりと飲み物を飲んでいる蘭子も好感触。
褒めても褒めても褒めきれない蘭子であるけど、このドラマはちょっと違うといったかんじなのだ。
とにもかくにも虜になってしまったことでも毎回録画する予定。
しかし、粒ぞろいのキャスティングだよね~フジテレビ頑張ったぁ~。

嫌われる勇気という心理学が、ともあれ事件にはなんら関係ないのだけど、大文字(椎名桔平)教授によると関わりもあるとしても、なにやらこの心理にも興味深いものとなっていた。
生れながらその心理を持ち合わせていたという蘭子であるけど、その立ち位置がなんとも魅力的でもあった。
自分の思うままの事を喋ることで幸せになれるのだということだったけど、人は嫌われるようなことをいつまでも続けることもできないとも言っていた大文字。
これはつまりドクターXの未知子の心理に近いことでも、痛快さが感じられるドラマとなっておるわけでもあるが、そんなことでもなぜか興味深い嫌われる勇気という心理でもあるのだ。
アドラー心理学も絡んでいくとしても、違和感もなくむしろ流れるようなストーリーとなっていてさらに夢心地な気持ちのまんまでもあった。

今回の事件も自分に自信がない犯人が自分のそんな面を隠すが為に、嘘で塗り固めていたような心理がそもそもの原因でもあったということ。深い寂しさや自己嫌悪してしまうようなことが多かったとしても、嫌われる勇気を持つことで、あの人はそういう人だからと、嫌味すら言われない人になちゃうということなのかもしれない。嫌われても自分を押し出すことができたら、自信となっていくというメッセージ色も感じられるのもよかったです。

普段何気に人目を気にして生きていくことが多いけど、もの言わざるはなんとやらでもあるし、やはり、嫌われる勇気も必用でもあると思うのだよね。
そして、このドラマ、何気に犯人たちに関わって行って、あれ?って間に主人公が事件の真相を突き止めちゃうのは、突っつきポイントとなりそうだけど、そんなことはどうでもよくなってしまうなめらかなストーリーとなってることでも、違和感もなくすっきりしてしまう方が大きいってことだなぁ。
とにかく馴染みのないアドラー心理学であるけど、嫌われる勇気を持つというのも興味深いものがあると思いますね。

刑事物に心理学がマッチしている新しい自己中ドラマというより、自己中さが目をハッとさせるようなドラマとなっていて、これからが楽しみになりそうな予感。

そして、冒頭シーンの子供は・・誰だったのだろうか?という秘密もあるようだけど、なぜか寂しそうな目をしている蘭子にも引き込まれてしまったなぁ。100%・・つまり惚れちゃったなぁ。

原案紹介

アドラー心理学がドラマを観ながらわかるということなので、原案となった「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)は必要ないわけですが、一応紹介しておきます。

「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社楽天ブックス

 

フジテレビは、2017年1月期木曜劇場枠で、2013年の発売以来、各界で話題を振りまき、大ベストセラーとなっている「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)を原案とした刑事ドラマ『嫌われる勇気』を放送します。

原案「嫌われる勇気」は、続刊の「幸せになる勇気」と併せ、180万部を突破している大ベストセラー(2016年10月時点/世界累計360万部超)。世界的にはフロイトユングと並ぶ「心理学界の三大巨匠」とされながら、日本では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー

原案「嫌われる勇気」では、アドラーが20世紀初頭に創設した全く新しい心理学「アドラー心理学」を、悩みを抱える青年と、哲学者との対話形式でわかりやすく解説しています。

 嫌われる勇気 第1話 あらすじ

嫌われる勇気 第1話 あらすじ
刑事の庵堂蘭子(香里奈)が属する捜査一課に、新人刑事の青山年雄(加藤シゲアキ)が配属された。
係長の半田陽介(升毅)は青山に、蘭子と組んでモデル殺害事件に加わるように命じる。青山は、刑事の三宅隆俊(桜田通)から教えられ、携帯電話を持たない主義だという蘭子を探しに行く。

青山が蘭子を探し当てた時、青山の携帯が鳴り、第二の殺人が起きたと告げられる。蘭子は青山の携帯を取り上げ情報を得ると、現場へ急行する。

第二の被害者もモデルだった。鑑識課の梶準之助(正名僕蔵)と、刑事の浦部義孝(丸山智己)が遺体を調べているところに、蘭子と青山が到着。浦部はふたりに周辺の聞き込みに行くよう指示するが、蘭子は無視して遺体を調べ始める。

さらに蘭子は、遺体を見た帝都大学医学部助教の相馬めい子(相楽樹)が明かした見解も、安易な妄想だと一蹴する。

別の日、モデル連続殺人事件の捜査会議が開かれ、刑事の小宮山正明(戸次重幸)が概要などを説明していた。捜査に関わる刑事が勢揃いするなか、蘭子は参加せずにパソコンに向かっていた。
マイペースな蘭子に、青山はうんざり。半田に相談すると、別の任務を与えられる。

青山が訪れたのは帝都大学の研究室で、そこには警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字哲人(椎名桔平)がいた。
大文字は、庵堂の下の配属だという青山に、庵堂を理解するには、「アドラー心理学」を知る必要があると話し始めた…。

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