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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

『瀬戸内少年野球団』スペシャルドラマ(感想)

ちょっと期待していたヒロインの武井咲さんにはガックリだったが、本田望結ちゃんに救われたといっても過言でもなかった。
今や主演を演じたから偉いとか凄いとかではなくて、、そんな時代は終わっていて、脇キャラでもしっかりしていると、そちらがむしろヒロインとなって観えてくることの方が強くなって来ているようにも思う。カタチばかりのヒロインはお飾りの意味しかない時代は来ているかなぁ。いわゆる客寄せパンダだ。見た目は可愛らしいけど、目は怖い。(笑)
まぁ、主演をお決まり所にする弊害は視聴率の低迷となってると思うけど、力でねじ伏せるような事務所のゴリ押しが災いしていることは、ほんと、悪い習慣を作ってしまっていると思う。
(望結ちゃんと咲さんは同じ事務所でもあるが。)

冒頭から1時間ぐらいはいわゆる終戦ドラマ物になってたので、これは面白くないなぁ~と、ダメだこりゃ~!!!と思ったのだが、(主演が武井咲さんってことでもかなりそう思えたわけだが)・・しかし、後半の終戦からがコミカルなかんじになってきたり、メインの野球の話も盛り上がっていったことでも、メリハリが出て見応えのある内容になってたから、全体的には満足できる内容になっていた。
ともかく、本田望結ちゃん演じるおませな武女(ムメ)に釘づけでもあったことでも、ヒロインの駒子(武井咲)よりも、ヒロインらしいなぁ~と望結ちゃんには関心するばかりだった。
以前より可愛くなって、大人びてもいたけど、さらにさらに、エロさも加わってきたようなアノ、秘密基地での秘密の出来事には、釘づけになってしまった。
淡い恋心を武女(本田望結)に抱く竜太(坂田湧唯)は、悪友と風呂場を覗いているところを見つかって、あの秘密基地の場面となったわけだけど、まさかな青春映画かと思わせるようなものになっていたのは衝撃的で、いや~ほんと参ったなぁ~。

瀬戸内少年野球団』は、淡路島出身である阿久悠の自伝的小説ということで、
女優・夏目雅子さんの映画はなんとなく、観たような気もするのだが、初めて観るようなシーンばかりでもあったから、もしかしたら『瀬戸内少年野球団』を観るのはこれが初めてだったかもしれない。
しかし、なんだかヒロインの駒子(武井咲)と夫、正夫(三浦貴大)の弟の場面は違うんだよなぁ~という印象が強かったことでも、映画も部分的にテレビで観たのかもしれないなぁ~。
あまり男と女をかんじさせる演出ではなかったけど、演出によって表現が変ってくることでも、その時代の流行というか、そんなものが大きく作用していたと思われるが、つまり演出によって物語から受ける印象も大分違ったものになるということですね。
その後の弟のぐれっぷりからすると、、やはり、駒子との関係は何かあったと思わせるものになっていたから、ちょっと不自然でもあったみたい。

ピッチャーは武女であったが、なんせゴリ押しな背景があることでも、女子がピッチャーっていうのも不自然に思え、てっきり、映画をアレンジしたのだろうかと思ったけど、調べたら同じ設定であったか。

ともあれ子供達の演技も自然でいいなぁ~と思ったけど、武女(本田望結)と竜太(坂田湧唯)の二人の淡い初恋が、全体を通して感じられるのも良かったし、そしてラストに別れがやってくるというのも、まぁ、私的にあんまり切ないという感じがなかったのは物足りなかった気もするなぁ~。
(ここ目立つとヒロインはまさに、武女になってしまうのだけど・・。そっちらの方が観たかった気もする。)
穴吹トメ(友近)のキャバレー開業の様子やら、池田新太郎(山内圭哉)の気転やら、正木二郎(えなりかずき)の弟思いな凱旋やらと、テンヤワンヤな物語に個性的なキャラが多かったことでも楽しめたのだが、そんな賑やかな背景で野球に興じる子供達が生き生きと描かれていたのはよかったと思う。

そして、ラストに何げなく、それぞれのその後が紹介されていたけど、こちらもなんだか寂しいものがあったというか、かなり興味を引かれる結末になっていて、かなり気になってしまった。
トメが村長とかになったり、新太郎が悪さをして捕まったのも、なるほどってものだけど、二郎の弟がとび職で事故死、享年27歳であったとか、ん~~やはりそんなかんじであったなぁ~と感慨深い面もかなりかんじられた。

武女は先生となって淡路島に戻ったらしいが、一生を独身で生涯を終えたっていうのも、どうも納得できないものでもあったなぁ。淡路に戻ったのは初恋の竜太に会いたかったからではないか?と思ったのだが、竜太が詩人となって昭和を代表する作詞家になったというのは、、つまりご本人(阿久 悠)であるというわけか。
とにかく独身を押し通したという武女が気になるのだ。

この作品を書かれた阿久悠さんが淡路島出身であったとは初めて知ったわけだけど・・
2007年8月1日(満70歳没)であったとは・・若すぎますね。

それにしても作詞家としてのお仕事も凄いけど、こんな作詞もされていたとは。

シングル売上TOP10

1位 - 「UFO」ピンク・レディー
2位 - 「サウスポー」ピンク・レディー
3位 - 「北の宿から」都はるみ
4位 - 「ウォンテッド (指名手配)」ピンク・レディー
5位 - 「モンスター」ピンク・レディー
6位 - 「青春時代」森田公一とトップギャラン
7位 - 「渚のシンドバッドピンク・レディー
8位 - 「また逢う日まで」尾崎紀世彦
9位 - 「時の過ぎゆくままに」沢田研二
10位 - 「勝手にしやがれ沢田研二

阿久悠 - Wikipediaより

シングル売上TOP10はこんなかんじだけど、 「津軽海峡・冬景色石川さゆり・・も阿久 悠さんであったか。
いわゆるpopsを主に聞くのだが、石川さゆりさんの演歌も(演歌は石川さんと八代亜紀さん限定である)レパートリーに入っているのだぁ。(笑)
ピンクレディーはちょっと意外でもあった。

 

瀬戸内少年野球団テレビ朝日

原作: 阿久悠瀬戸内少年野球団
武井咲、伝説の女優・夏目雅子が演じた駒子先生を熱演!

瀬戸内少年野球団|テレビ朝日

 

本田望結ちゃん将来が楽しみ♪

望結ちゃんはそんじょそこらの女優さんとは持ってるものが違うと思う。
演技力もかなり増していて父親とのシーンなんて、迫真そのものだった。
涙をすごく誘っていたけど、ともあれもっとドラマに出てほしいですね。

確かバラエティー番組で見かけたと思ったけど、へんな小動物になっていたみたい。(笑)バラエティ―はへんなスイッチがあるのだろうか?

とまあれ、「はじめまして・・」の志田未来ちゃんには、あのような役どころは、避けてほしかったのだが、そういうことでも望結ちゃんには、王道な役柄で勝負できる人だと思うので、奇をてらうような役は避けてもらいたいですね。

米倉さんと共演しても面白いと思うけど、この事務所、、稀にみる才女をゴリ押ししないのも変なものだなぁ~。適確に実力を上げているのでこれでいいのだが。

ところでどっちが年上か知らないが、宿敵の誰かさんとは?水が空いたと思う。

そして、エディオンがそばにないのが悔しい~。

卓上 本田望結 2017年 カレンダー 卓上  CL-291

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