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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

HOPE~期待ゼロの新入社員~ 第1話(感想)

新人奮戦記といったところか?
ともあれ歩(中島裕翔)の置かれている状況が、よくわかることでも、主人公に感情移入してしまった。
丁寧に描かれているし、実社会は少々やはり重いとしても、歩を見守りたくなるドラマだ。

今迄囲碁の世界で身を立てようと頑張ってきたのに、不運が重なった過去もあり、愚痴をこぼしたくなるのもよくわかるし、いきなりコネの小猫ちゃんとなって、会社に入ったものの・・その世界の違いに戸惑う様子もしっかり描かれていたなぁ~。
試練を受ける様子も見応えとなっていたし、ダメ出ししまくられながらも、奮起していく歩が健気でもあった。
やっと課長の織田勇仁(遠藤憲一)が、内の奴が怒られたんだと酔っぱらいつつも憤慨する場面は、なんだか報われたなぁ~とホッとする場面でもあったなぁ~。(ちょっとしたアクシデントであったのだが)
まだまだ独りよがりなところがいけないとダメ出しされていたけど、共有していくものだという織田の言動も実に適確で誠意をかんじるし、主任の安芸(山内圭哉)の出来る感と意外と親身なやさしさなどなど、なかなか好感が持てた。
ちょい強面な印象が強かった山内さんなのに、今回はえらく変化していたのが驚くよね~。(はじめは気がつかなかった。)(まぁ早子、独身ですでも出てたけど。)
遠藤さんとは、「民王」でも一緒であったことでも、納得いくなめらかさな場面が印象的。

同期な香月あかね(山本美月)がプレゼンを一緒にしない?と誘ってきたけど、こちらも気になる山本さんでもあった。
シリアスなドラマにぴったり嵌っているかんじもなかなかよかった。
安芸のアドバイスは適確であると思うのに、、素直に組んでいればよかったのに、独りよがりな歩であるから、すぐ決めつける面があるのだろう・・。(笑)
まぁ、囲碁は1人で全ての責任を背負っているようなものだから、独りよがりになるのも無理はないことでもあるが、早く共有することや連携していけたらと応援したくなってしまったなぁ。

 碁石は一つ一つは弱弱し石であるが、うまく集まってくれば、鉄壁の守りになるとかなんとか、、、囲碁目線で会社を比喩するのも面白いところ。

初めはどんなドラマなのかぜんぜんわからなかったのだが、期待ゼロの新入社員の奮戦記だけでなく、篤い熱い会社物語とも言えるような内容と、そしてその上司とのホットな心温まる物語になりそうなことでも、期待したいドラマになってきた。

気がつけば、こちらはTBSでなくフジテレビなのだなぁ~。

どうやら日曜9時はようやくフジが勝ちそうな予感・・・。春ドラマ「OURHOUSE」は、報われなかったからね~。

そうそう、、囲碁と言えば篤姫の名台詞を思い出したが、(忘れて検索、、)

「女子の道は一本道。自ら生き方を変える事は叶いませぬ」
「それゆえ幾通りもの生き方が出来る碁石が愛おしいと…」

 となかなか囲碁は味があるのだが、これに勝るとも劣らぬ台詞を期待したくなってきてしまった。(笑)

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