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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

精霊の守り人 第1話(感想)

綾瀬はるかを主演にしているのなら、へたな王国ごっごの部分はいらなかった。(笑)

人と精霊が共生する世界を舞台にしたファンタジー大作を綾瀬はるか主演で実写ドラマ化したNHK総合の放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」のシーズン1(全4回)が、3月19日にスタートする。短槍の使い手である女用心棒のバルサ(綾瀬)が、帝(藤原竜也)の命を受けた王宮の狩人たちや異界の魔物から、水の精霊の卵を宿した新ヨゴ国の幼い第二王子・チャグム(小林颯)を守る冒険の旅を描く。上橋菜穂子の同名小説シリーズ全10巻を原作に、壮大なスケールの物語を全編4K映像で制作。バルサと仲間たちの絆や、チャグムが帝に成長し、国々を巻き込む戦乱を乗り越えるまでを3年にわたり全22回で放送する。 (Yahoo!テレビより引用)

(全22回といっても全4話の放送であるが。)

4Kだか3Kだかしらないが、問題は中身だ・・と思わせる内容であった。(笑)
綾瀬はるか主演でドラマ化というよりも、綾瀬はるかの為の冒険ファンタジーであると思ってるので、綾瀬はるか意外は観たくないドラマであった。

橋から子供が川に落ち・・おもわず助けにいったのだが・・・不思議な力を感じた。
そして子供を助けたが捕まってしまい・・何やら子供には魔物がとり付いているらしい・・子どもを守る旅に出ることにした・・。

という設定でも可笑しくなかったのだが、王国の背景など語り手だけで済んでしまうのだってことなのだよね・・あのような王国ゴッコ程度であったなら、むしろいらなかったなぁ~。
バルサ綾瀬はるか)が子どもをあやす場面がメインなことでも、、いらない。
それにしても子役はなかなかしっかりしていて、清ちゃんな子役などの場面はなかなか見入ってしまったなぁ~。(笑)

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*1

綾瀬さんを描く上ではやはり、鍵となるようなキャラがバルサのそばにいなかったことも、ちょっと痛いと思ったのだけど、
NHKであるなら、篤姫で置き換えると幾島(松坂慶子)というか、あほ殿(堺雅人)、本寿院(高畑淳子)という可笑しなキャラがいたことでも、成り立っていたのだってこと。
篤姫のそばには面白いキャラクターがいたことでも、このファンタジーにはどうやら、そのようなものが見うけられなくて大国もんで突っ走りたいというダケというかんじであったなぁ~。
ほんまに他のキャラクターがあまりにも既視感でいっぱいでもあったのだが、視聴者が何を望んでいるかということが、ドラマ界はわかってないように思うばかりであった。
どこかで見たようなキャラばかりであったが、どれだけ役づくりに時間をかけたのか・・?なめてるのか?と思ってしまうのだよね。
ともあれ、中途半端な内容にしてしまったのはスタッフであるけど、ほんまに作り手がどこを魅せたいのかがわからない作りになっていたと思う。原作にしがみついているドラマ界の頭でっかちにもほどがあるが・・・
綾瀬さんの場面しか観ないという視点で視聴していけばいいということだなぁ。

*1:お借りしました。

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