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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「女たちの特捜最前線~警察食堂極秘会議」 感想

たまにはこんないわゆる2時間サスペンスもんもいいではないか~と、
秋クールドラマも終わってしまったことだし、
そんなドラマのつかの間に観るにはおもしろそ~なドラマであったことでも観てしまったのだ。
まぁ~やはり、高島礼子さんがいなかったら観なかったドラマだったなぁ~。

他のお三方に比べ、切れ切れの演技がやはりいい~。
まぁ、高畑淳子さんもある意味切れのあるというか、ぶっ飛んでるような演技になっていて、途方にくれそうになるようなどぎついネタをちょっとは面白く観ることが出来たけど。(笑)

他の方がイマイチか、ちょっとばかりもったり度が半端なく感じられてしまったみたい。

そんなわけでこの事件の上塗り度ときたら、二段構えなびっくりするほどの2時間ものに仕上がっていたけど、
一回、ミスリードっていうか、ハニートラップってかんじを入れないと持たないってことだったかなぁ~。

まぁ、一所懸命に観てなかったことでも、なんとなく観ていた感想なのだが・・
過去の出来事を共有する二人が後半からようやく井戸端捜査会議に登場し、まさかなイベント会社社長・如月真弓(中田喜子)が、全ての黒幕であったとは、疾しい出来事があったとしても、やりすぎではないかって感じもあったかなぁ~。
しかし、誰でも素直になりたいと思う人がいるのかもしれないなぁ~と
結果的に被害者になった芸妓・菊華(中原果南)にそこのところだけは共感してしまった。
如月にだけはお姉ちゃんと慕っていたかったのだなぁ~。

過去と現在が入れ混じった物悲しいような事件だったのだが、
食堂での井戸端捜査会議はとっちらかることなくなんとも面白かった。
まさかそこに如月もいたわけだから犯人であるハズもないのだが、
顔色一つ変えないところが今回の味噌ということなのだよね。
(違和感を出したら即犯人確定ってものでもある。)

まぁ、後から考えると警察関係ではないのは如月だけだったんだけど。

Hネタが好きそうな元刑事の食堂のおばさん八坂美鈴(高畑淳子)・・
広報課・一条弥生(宮崎美子)に総務課の室町京子(高島礼子)の三人のプチ女子会ってかんじはよかったなぁ。
たまにSPドラマから連続もんに舞い込むこともあるから、
一応ここの場面はかなり面白かったことを明記しておきたいのだが、
これならば連続ドラマもいけそ~な予感がしましたよね。
まぁ、金曜日8時台がいいところであるけど。(笑)

上司が若い子と食事代に当てていたのも室町にばればれで、ガツ~ンと懲らしめるのも痛快であったし、
捜査会議の準備やらお弁当を用意したり、お茶を出したり、
縁の下の力持ちぶりもなかなか観れないことでも楽しめたこのドラマだったなぁ~。

刑事課長・桐生忠義(平岳大)と室町のやりとりも、なんだかくすぐられてしまったし、
なんとなく発展していきそうなかんじもワクワクしてしまうようでもあった。
室町には旦那がいることでも、恋に発展しそうにはないけど、
それもありではないかってかんじもあったかなぁ~。

高島礼子さんの刑事ものは多々あるのだが、今まで観たことがない礼子さんであったことでも、かなりよかったと思う。
演技の幅が増したというか、味が増したというかどんどんエネルギッシュになっていくのはなぜだろうかってかんじ?
連続ドラマでテンポよく描かれたら、いけそうだよね・・。
テレ朝、水曜午後9時に入ってもオカシクナイドラマかも。
よくて金8だろうけどね~。

あらすじHPより

室町京子(高島礼子)は京都中央警察署総務課勤務。拳銃を撃つことも手錠をかけることもないが、刑事たちが捜査

に専念できるよう、蛍光灯の交換からトイレの備品のチェックまで、縁の下の力持ちとして働いている。また、上層部

の思いつきで設置された“京都府警女子会”の会長も務めている。
 京都市内のマンションで、女性の転落死体が発見された。刑事たちが現場に向かうと同時に、京子も捜査本部の設置

準備に奔走する。本部に必要な備品を準備するのも、総務課の大事な仕事なのだ。
 その頃、中央署の食堂では、事件の一報を耳にした嘱託署員・八坂美鈴(高畑淳子)が、「捜査本部の弁当、150個

は必要ね」と弁当の数やメニューを勝手に決断。また、近くの公園で行われていた京都中央署主催の交通安全教室で、

着ぐるみの中で汗だくになっていた広報課・一条弥生(宮崎美子)のもとにも、急いで署に戻って会見の準備をするよ

う指示が来る。

 まもなくはじまった捜査会議で、弁当とお茶を配っていた京子は、捜査資料の中にあった被害者の芸妓・菊華(中原

果南)の写真を見て驚く。実は前日、署長の藤堂(横光克彦)と謎の女性がキスしている隠し撮り写真が総務課に届い

ていたのだが、その写真の女性が、転落死した菊華だったのだ!
 当の藤堂署長は、刑事課長・桐生忠義(平岳大)の追及に対し、事件への関与を真っ向から否定。だが京子、弥生、

美鈴の3人にイベント会社社長・如月真弓(中田喜子)を加えた“京都府警女子会”が、食堂の女性専用コーナーでク

リスマス会の打ち合わせをはじめた途端、イベントの話はそっちのけで「署長、間違いなく菊華やっちゃってるね」な

どと事件の噂話でもちきりになる。
 その後、捜査本部の片づけをしていた京子は、被害者宅の写真を覗き見して凍りつく。そこには、夫・大輔(冨家規

政)が京子にプレゼントしてくれたのと同じネックレスが写っていたのだ。夫からは「勤め先のデパートで買った世界

でひとつの特注品」と聞いていたのに…。不安に駆られた京子が防犯カメラの写真を見ると、不審者数人の顔写真の中

には、京子の夫が写っていた。
 「夫が殺人犯!?」とがく然とする京子をよそに、やがて事件は連続殺人へと発展し、混迷の度合いを深めていく…。

はたして京子たちは、食堂での“井戸端捜査会議”を通じて、真相につながる手がかりを見つけだすことができるのか…!?

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