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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

下町ロケット 第5話(感想)

バルブシステムがいけないのか、テストも失敗に終わったことでも、
またいや~なものをかんじてしまったのだが、
今回は裏工作などなかったのはホッとしたところだったなぁ・・。

航平(阿部寛)たちによって真相を究明する場面は、
いくら頑張っても失敗した原因がわからず壁にぶつかったのだが、
技術者としての魂というか、原因を突き止めるまで諦めない姿勢と、
原因の発見にはなんともワクワクしてしまった。

何かを成し遂げるには、または一つの目的に向っていくうちに、
敵も味方もないのだという境地になっていった航平の言葉は、
清々しい物をかんじるばかりであったなぁ~。

初めは帝国重工側の部品を疑っていたのだが、
自社のバルブを信頼しているからこそ、あえて、徹底的に調べることにしての切断は、
結果的に原因を究明するきっかけにこぎつけたわけだけど、
「信用」というテーマで一連の物語に仕上がっているところは、まぁよかったと思うところだった。

航平が利菜(土屋太鳳)を信用しているという言葉も印象的であったけど、
信用という言葉をあの財前にも向けたことは、
まさに、命を燃やして築きあげたバルブへの信用と同じく、
熱い篤い思いを持ったということなのだろう・・。
そんな絶大なる信用を得ての財前の心からの訴えには、なんとも魅了させられてしまったなぁ・・。
こんな日がくるとは思わなかったよね。

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