キャストが好みな人ばかりであったので、愉快であったのだが・・
ちょっとばかり、あれこれ思うところもあったことでも、
痛快さが半減してしまった。
どうも現実味も薄いような、滑稽なかんじもあったことでも、
痛快さを感じるまでにはいたらなかったかなぁ~。
まぁ、ラストのあたり・・
この日ドラマも込み入っていたことでも、
あっちを観たりこっちを観たりしてたから、
肝心なトリックがわからなかったこともあるのだが・・。
結果的には着服してなかったとしても、
ラストの痛快さは、あまり感じられなかったなぁ~。
(見落としてる場面もあるかと思うのだが・・)
樋口 慎太郎(佐藤浩市)、大友 勉(石黒賢)、立花 葵(石田ゆり子)の
3人が企てたことというのが・・
時効が成立しているとしても、
借金を返済してない罪悪感に苦しむ人達に
つけ込むことにもなるので・・
なんだかそこも後から思えばしっくりこなかったポイント。
そこを否定すると物語が始まらないのだけど、
一線を乗り越えてしまった理由というのも、
あまりはっきりとしてなかったようにも思うのだ・・。
さらに、遊んでても1000万の給料が貰えるとか・・
現実味がなんとも薄くて、架空の出来事というかんじをさらに強くしてしまうようでもあったなぁ~。
滑稽&陳腐なことでも痛快さも半減しちゃったみたい。(笑)
まぁ、あの3人が一つになって、
ある目的の為に突き進む様子にワクワクしたのも事実なのだが、
ちょい悪親父な佐藤さんってかんじからも・・
リズミカルな音楽なことでも突撃モードに染まってしまってもいたのだけどね。
ちょっとあの家族も、慎太郎が悲しむほどの家族ではなかったみたいなのだが、
勉さんの結婚資金の1億と、葵の自由になりたい思いと・・
そして慎ちゃんってことでも・・
達成は無理だったようだが、まぁ、今一つ何か足りなかったかなぁ~ってかんじだった。
それにしても・・
安井清子(菊池桃子)と金尾 為太郎(竹中直人)の返さなければという苦しみには、
じわじわと来るものがあってよかったところ。
まぁ~かねをためたろう・・なんて名前なことでも
コメディーに、、もう少ししてもいいんじゃないかってかんじでもあったけど・・。
<キャスト>
樋口 慎太郎(佐藤浩市)
大友 勉(石黒賢)
立花 葵(石田ゆり子)
樋口 タイキ(大東駿介)
樋口 マナミ(真野恵里菜)
永田(神保悟志)
矢島 純彦(八嶋智人)
金尾 為太郎(竹中直人)
ニック・オノ(梅沢富美男)
安井清子(菊池桃子)
樋口佳子(浅野温子)