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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

緊急取調室SP~女ともだち~(感想)

連続ドラマの平均視聴率は12.86%だった緊急取調室。

斉藤由貴さんと松下由樹さんのWユキなSPドラマであるが、ドがつきそうなほどの物語になるとは思わなかったなぁ~。
キントリごっこなんか目じゃなかったというか、Wユキ物語をキントリ風味に描いただけというかんじもかなりしてしまったようだった・・。
矢島聖美(松下由樹)の身代わり事件と女友達、三沢早苗(斉藤由貴)の二つのストーリーに、キントリがコラボしたという感じに見えなくもない今作であるけど、どっちかといえば身代わり事件の方がキントリごっこに寄り添ったというかんじで、単に矢島に遊ばれたってかんじもなきしもあらずだったかなぁ~。(笑)
キントリチームは、取り調べがメインだと思うのだが、裏をとるだけだったことでも違うドラマになってしまったかなぁと少しは思う。

このドラマは矢島が二つの事件の身代わりであることは明白なのに、私がやったと押し通すばかりのイラッと感やら・・
さらに深い裏があるのもわかってるよってなイラッとさもあり、ともかくイライラとさせるばかりであった。
さらに何処からそんな自信が出てくるのやら、、やたらと上から目線で怒り飛ばす矢島だったりして、あれこれ逆なでされるばかりであったなぁ~。
女子刑務所でも真面目で人格者でもあると慕われてもいた矢島が、取り調べでは別人のようでもあったのだが、犯人であることをカモフラージュしていたってことなのだろうか。
純粋に身代わりになってまた服役するつもりだったとも思えるのだが、幸が薄い女であることでも、それが一番自分らしいと思ってしまったということなのかもしれない・・。
そういうことで自分を保とうとしたのかもしれないとか、あれこれ思ってしまったなぁ~。
身代わりになって、三沢に過去を思い出してもらいたかったという強迫・・ってこともありえるのだが、ともあれ、今回は複雑なストーリーであったようで、わかり辛い部分が多かった。

ドラマとしてのメインディッシュは、松下さんの真骨頂な幸が薄い女(多分)だったことでも、寂しい女矢島劇情も見応えがあったので、怒ったり、寂しい思いになったりとまさに・・ジェットコースターストーリーであった。

 まとめ

矢島は三沢との友達関係を優位にしたいがために自ら服役し、さらに手紙を執念深く出し続けたのだが・・・。
仮釈放になったかと思えば・・6年間を水の泡としてしまうような嘘の告白は、三沢を追い込むためでもあったのだろうか?

目的はそこだったということでいいと思うのだが、(分かり辛いことでも・・そうとしか思えないので)見事に潔白が証明され(真実ではないのだが)、美容室を開店する気満々でもあった矢島に引導を渡す有希子(天海祐希)のラストも見応えがありましたね~。

分かり辛いストーリーであったことでも、よくわからない部分もあったのだが、ともだちになってほしいという矢島が怖いというか哀れとしても、一度服役しているのに刑期がどうなってしまうのかもわかり辛く、、ともあれ複雑怪奇なストーリーとなってやんなってしまう事件でもあった。

感想はやはり・・わかり辛いことでも時間が半端なくかかり過ぎたので、ちょっと書かない方がよかった..。(笑)

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