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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

表参道高校合唱部! 第1話(感想)

「歌の力で奇跡を起こす!少女と家族の物語 あの名曲も合唱に」

かなりいい~。

いや~ヒロインがフレッシュで我が道を行く感じがとてもよかった。
歌の持つ魅力に真正面から取り組んだドラマだというかんじであった。
クライマックスには涙、少々にじんだヨ。
これぞドラマ。

ドラマは既成品が多い昨今であるが、既成というと役者さんがあっちに出たりこっちに出たりする既成もあれば、
作り手(脚本、演出、プロデュース)の既成感の二通りがあると思うけど・・。
このへんが低視聴率の要因であることは間違いないのだが、わかってないなぁ~。
いくら手を変え品を変えてきても、このような「表参道高校合唱部!」のようにフレッシュなドラマでなければだめだよね~。

適材適所な配役であったと思うけど、主人公、芳根京子さんがかなりよかったです。
魅了されてしまうとはこのことだ。
主人公が真新しいかんじは期待が持てるし、しっかり嵌っていて既成的なものがないことでも、(ちらっとあるが)
作り手側もしっかりそのことをわかっていて、ドラマ作りのマニュアルどうりにトコロテン式ドラマになってないことがそもそもいい。
(どうも長年ドラマを観ていて思うのはやはり、ドラマづくりのマニュアルはあるよね~ってこと。そこが腐らせてるって原因でもある。たぶん。)

踊ること、歌うことは楽しむことなのだが、そんなものを観るとこっちまでも躍動感が伝わってきたので、久々にワクワクしてしまうドラマが始まったという印象。

やりたいことにまっしぐらな真琴(芳根京子)であることでも、イジメにあうのだが、夢中になれるものないから、もっと見せつけてやれ・・という台詞もよかった。
(これってさ~表面的にはイジメであるけど、本質を見抜いた言葉でもあると思う。)

情熱をもって正面から立ち向かうと、敵から報復されてしまうとしても、正しいことだから風当りも強いとしても、光輝く太陽は消せないということだ。そんな真琴(芳根京子)が愛おしくもなってしまった。

引田里奈(森川葵)が一軍にいるとしても、喘ぎながらも楽しい事に打ち込む清らかさも眩しかったし、イケメンの夏目快人(志尊淳)が拍手をしていたと思うけど、そのへんからの情熱を羨む眩しさもまた動き出しそうであった。

既製品にならないで欲しいとちらっと思うとしても、大きく期待したいなぁ~。

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