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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ヤメゴク 第7話(感想)父と娘・・。

「壮絶過去警察官でいさせて!」

自分を許すことはできない麦秋大島優子)の、いったい何が許せないのか今まではっきりとわからなかったのだが、
今回やっとそういうことかと納得するとしても、切ない話になってきたなぁ~と思う。
関わった者は一生苦しまなければいけないのだと自らも、許すことをしない麦秋であるけど
まさか父親が・・ということでも、宿命を背負う運命にあったとは切ないばかり。
全てを打ち明ける麦秋の場面が今回は圧巻であったし、説得力がかなりある仕上がりになっていたのだが、
麦秋の上司、谷川永徳を演じる山口馬木也さんってことでも、説得力は確固たるものになったし、
さらに病院の廊下で立ち聞きする有留(山口紗弥加)のただならぬ表情ということでも、
この場面が重要なものにしっかりなってましたね。
実際は回想シーンだけなのだが、
どうにもならない事実に縛られている麦秋と有留の絆が深まったということでも、
有留がいたというのはなかなかよかった。
(何はともあれ2人には仲良くなってもらいたい。)

そのためか、確か体をはって怪我をした有留・・だったようであったし、
妹の遥(本田 翼)も戦うことを選び、奮起する様子も可笑しかった。

そんなわけでやりきれない気持が描かれていたことが良かったと思う。
もしかしたらそのやるせなさを描くために、大島さんだったのかと、かなり思える今回であるのだが、麦秋の思いは計り知れないし、寂しさと強い正義感の狭間でゆり動く心がしっかりと描かれていたと思う。

父親が橘勲(遠藤憲一)ってことでも、やはり、カタギに一番なってもらいたいのだろうなぁ~。

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遠藤さんの娘を思う役柄「白い春」が印象深いのだが、(このドラマもよかった。)
できたら、このドラマも・・そんな涙溢れる内容を期待したくなってきたなぁ~。
遠藤さんであったなら、強面な優し男も演じられることでも、そうなってしまうのかもしれないのだが・・・。
あ~期待が高まる~。

まぁ、状況説明で描いていることでも、麦ちゃんの無表情では読み取れないのだが、切な~く揺れる気持ちを垣間見た気がする。

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