篤蔵の気持ちがいまいち分かり辛かった。
今回結果的には妻の俊子（黒木 華）と子供のために頑張ると言っていたけど、
料理を作ることに情熱を持っていることでも、ちょっとすり替えられてしまったような
形になっているので、情熱があまり見えなくなってしまったみたい。
表面的には走りまくって頑張っているのだが、表面的なものが多くなって、
ちょっと歯切れがわるみたい。
ダメダメ篤蔵が料理に目覚めて、成長していく物語であろうと思うけど
情熱を燃やす篤蔵が見せ場であると思っているので、料理の面白さやすばらしさをもっと描いてもいいようにも思う。
ベタな修行成長記になってきていることでも・・・。
情熱そっちのけになってしまっているみたいであるなぁ～。
魅力的にレストランを描いたドラマは数あると思うのだが、
料理のすばらしさを描くことは必然だと思うのに、それがないのね～。（笑）
ちょっと古臭い成長物語にも見えてしまった。（笑）
待つばかりの俊子（黒木 華）もやや、もたつくかんじ。
上京して子供ができたと言っても・・答えが出てなかった気がしたのだが、
てっきり宇佐美（小林 薫）が心配して子ができたと言えば、あの男も
物になるのではないかと、知恵を授けた・・なんてちらっとかなりちらっと頭をよぎったけど、
そ～うでも、なさそうであったなぁ～。
それにしても急に猫かわいがりとは言わないけど、篤蔵に優しくなっちゃう宇佐美。
頑固おやじでびしっとしている面を、もう少し入れても良かった気もする。
宇佐美がかっこい～ので魅了されてもいるし、日テレドラマ「woman」でも魅了されてしまった小林さんでもある。
ちょっとずつブレを感じるのだが、気のせいなのかもしれないけど
ベタ路線になってきたみたい。
