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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

天皇の料理番 第1話(感想)

~時代を超える人間の愛と命の感動物語~どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…

篤蔵(佐藤 健)は思いついたら、がむしゃらに突っ走ってしまう性分らしいけど、
さらに気が短くて我を通すまったくの困り者でもある。

料理は厳しい世界でもあるのだろうから、下っ端はさらに大変なのだろうことでも
篤蔵とは正反対の世界でもあるので、務まるのだろうかという疑問が先にわいてしまった。
堪え性もない篤蔵でもあるから、シンドイものを毎回観ることになるのであろうなぁ~と、観る前からお腹いっぱいになってしまったみたい。

そのへんは本音としては観たくないのだが、
一からじっくり描かれていることでも、半端なくそのへんが特に描かれちゃうのであろうし、あえて堪え性もない人物にしてきたというわけなのかと、つい思っちゃう作りが少々・・・。

 

まぁ~そんなわけで少々メンドクサイドラマが始まったというかんじでもあるけど
主人公の篤蔵(佐藤 健)とヒロインの俊子(黒木 華)には引き込まれてしまったなぁ~。

兄の周太郎(鈴木亮平)が、篤蔵を静かに見守る様子もよかった。
兄弟の関わりもなかなか見応えがあった。

そして、料理に目覚める田辺祐吉(伊藤英明)との関わりも面白かったのだが
美味しそうな料理をあんなかんじに作ってくれたら、
興味を持ってしまうだろうけど・・・興味を持つことは誰でもできることでもあるから、いったい、どう興味を持ったかという熱い気持ちがあまり伝わってこなかったのは、ややしんどかった気もしてしまったみたい。

静かに見守るというと・・
妻の俊子もであるが、篤蔵を温かく見守っているのもよかったし、
篤蔵とは正反対な性格でもあったのも安心できていいかんじであったなぁ~と思う。
もしかしたら傘をさしている場面は、料理について熱く語っていたとしたら、ここはやはり物足りないみたいでもあった。

動と静をうまいことバランスが取れているドラマであることでも、なかなかいいかんじであったとは思うのだが・・。
ちょっとばかり、そんなところが気になったりもした1話だった。

料理への熱意というか、思いの丈が観えないことでも、ちょっとばかり篤蔵の気持ちに共感できなかったかなぁ~ってかんじでもあった。
そのためか、短気な性格が強まってしまったみたい。

じっくりと、苦労する様子を見せられそうなので・・少々まだわからない面がありますね~。
熱意とのバランスがどのように描かれるのかとか・・様子見は続く。

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