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勝手気ままなドラマ感想記

山田洋次監督映画「小さいおうち」 感想

拾い読みをしていると目が肥える。

秘密とはなんなのか、はっきりとは分からなかったというのが本音なのだが・・
まぁ、よ~くじっくりと観ていなかったので、真相にちょっとでも迫りたいと拾い読みをしていたことでも軽い感想です。

寅さん映画の山田監督ということもあり、やはり・・じっくりとは見てなかったし、ラストあたりが確信部分となるとは思わなかったことでも、そうして観るものでもないようにも思えたことでも、なんか違和感もかんじられる作風となってしまったみたいでもあったかなぁ。
拾い読みをしてみると意見が多様性がかんじられたことでも・・
秘密として微妙にしてしまうよりも、、直に描いて欲しかった気もしてしまう内容であったかと思う。

ともあれ、時子(松たか子)と板倉(吉岡秀隆)の密会が秘密であったけど・・
お手伝いさんのタキ(黒木華)が時子のことを思っていたというかんじが分かり辛かったような点が
なんか引っかかって観ていた経緯があったのだけど・・・
タキの時子への気持ちまでは感じられなかったので、そういう秘密もあったのだなと後から納得。

しかし、ずばり言いたいのは、手紙を渡さなかったことを悔やんでいたことでも・・・
あの日、懐に大事にしまって出かけたタキであるけど、戦争に行く板倉と会い、渡す前に部屋で・・ってこともあったかと思えてならなかったなぁ・・。
つまり、三つの秘密になるわけだけど、こういう解釈が一番打倒であったと思うけど、ラストのあたりがなんとも分かり辛いところであった。
時子のことが好きとか関係なかったら、タキ(倍賞千恵子)の深い涙の真相はそれが妥当な解釈というものかもしれない。
(まぁこうなると、秘密の部分が拡散してしまってなんだか、涙の感動も少々、薄まってしまう気もするのだけど・・・。)

秘めた事を描くということでも確信にふれそうで触れない描き方であったりしたと思うけど、
そういうことよりも、正月の家の様子、夏のすいかなど・・昭和な画がじっくりと描かれているのもよかったですね。

中島朋子さんのモダンガールぶりが秀でてました

タキが苦しんでいる様子を探る場面は、やはりかなり引き付けられてしまったけど・・。
タキが涙ぐむのは時子への温かい家族のような面からなのだと思えたのだが、同性愛ということだったという視点としてもうなづけるシーンであったなぁ~。
な~んか涙がちょっと理解しがたかったことでも・・そういうことなのだと思う。

そういう点では時子を演じた松たか子さんも、かなりよかったのだけど、好かれる性格であったという点も問題なく、タキが好きになってしまっても可笑しくない素敵な女性を好演してましたね。
再婚ということでも不倫に走ってしまう色気などなど・・かなりじわじわっとくる作品に仕上がっていて、
もうちょっと濃い方がわかりやすかったのではないかと思うほどでもあった。
タキを演じる黒木さんの、、ときに、なまめかしい~熱いお手伝いさんの部屋も印象的であったのだが
せっせと働く真面目で一途な様子は、熱い煮えるような時子への思いまでは感じ取ることが難しいくらいでもあったので、
もっとそうした面を観てみたいくらいであった。

まとめ

家族の秘密というテーマ性がある内容であったけど、戦争についてのメッセージも盛り込まれていたことでも・・
いやな世の中になったという場面も印象的であったし、人の顔を伺うようになったなどと、戦争によってこうも人が変ってしまうのだという作風なことでも、その過去を回想するタキの自叙伝的な面が濃く出ていた描き方であったと思う。
ともあれ、タキの思いは手紙を渡せなかった思いの一点であろかと思ったけど・・空襲で亡くなってしまった時子へ深い後悔となる涙なのだろうし、、後悔というよりもそんな悲しみの涙だったのかと・・・、まだ少し消化するには時間がかかりそう。

板倉演じる吉岡さんについては、全て監督の意向が反映されているとは思うにしても、ちょっと図々しい感じの方が出すぎていたようでもあり、もったりしてしまったみたいであったかなぁ~。
日曜ドラマの方も、子供エピなど・・観たくないということでも、今回は30分観たところで録画につつも、残り半分を観るかどうしようかというかんじ。

つまり30分ぐらいしてこちらの映画を観ることになったというチャンネル事情であった。(笑)

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