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勝手気ままなドラマ感想記

土曜プレミアム「ジャッジ!」感想

映画館まで行きたくないのでもっぱら地上波初が嬉しい。

映画の冒頭あたりの意味不明な会話が・・間が・・・陳腐であったことでもよくある画であったことでも・・
だめだこりゃ~とチャンネルを変えようかとも思ったけれど、
サンタモニカ国際広告祭に落ちこぼれ広告マンの太田喜一郎(妻夫木聡)と偽りの妻として同行することになった大田ひかり(北川景子)あたりから・・
なんとなく面白おかしくしているだけなのかなぁ~と思いつつも
それだけなのか?という疑問をかんじながらも・・
次第になるほどね~と広告に熱い喜一郎のテンヤワンヤ物語なのだなぁ~!!と面白く納得して観ることができた。
まぁ冒頭あたりはぐだぐだしていて、つまらない場面ばかり描かれていてほんとこれでも映画か・・と思うくらいであったのだが、初めちょろちょろ中ぱっぱにもほどがあったと思う。(笑)
冒頭あたりのきつねうどんCMも引き付けるにはつまらかったし、合コン?など意味不明の一言であった。

松本伊代さんて出ていたのか?もわからないのだが、あの人も16歳だったんだよ・・という言葉だけは引っかかる程度。さらに出演者として興味深い人がいたのも誰なのかわかり辛くてわからなかったなぁ・・。)
(伊代はまだ16歳だから~♪ 懐かしい~。)

まずは英語を学ぶことになった喜一郎であるけど、胡散臭い鏡さん(リリー・フランキー)の指示したことが
どれもみな的を得ていくあたりが、まず基本的にニヤリ( ̄▽ ̄)としてしまうくらい面白かったと思うばかり。
(リリーさんの持ち味はしっかり捉えているのが嬉しい~。)

ペンを指で回しまくる技を習得することがまず大事であるっていうのが
なんとも説得力があって納得してしまったけど、レストランで話す本までも役にたつという設定も
なんとも鏡さんが裏で映えるようで、まずそこがよい♪
日本人の言う事など誰も耳をかさないとか、ぺんを回したときには言いたいことがあるなどなど・・
まずこれが大事なのだと言う、リリーさんらしいエピソードがじわじわと来るばかりであったなぁ~。

喜一郎は、なんとも駄作な「ちくわのCM」をグランプリにしなけらばならなくなった大滝一郎(豊川悦司)の尻ぬぐいをさせられてしまったわけだけど
ちくわのCMとかきつねうどんCMだとか、地味テイストなものが
広告祭で盛り上がってしまうというのも、肩がこらない設定なかんじがいいかんじでもあったかなぁ~と。
そういう意味ではへなちょこテイスト映画であるけど、
優柔不断な大滝一郎(豊川悦司)のあのかんじといい、冒頭からの意味不明なのんびり感やらと
ぶれなく描かれているというわけでもあったみたい。

審査をする参加者たちの場で喜一郎があいさつすることになった場面は、掴みと言う点でも興味深かった。

一人の参加者に「オタク」がウケたことで、片言の英語を喋るよりも・・と気転を効かせるあたりがぐ~。
ラムちゃんTシャツを見せてオタク~と短い日本語を武器にしてしまうのも痛快であったなぁ・・。
ノリがまず大事だということがよくわかるエピソードであったけど、
次から次へと自分から発しなくても、状況が動きだすということがわかったし
その後の喜一郎がしでかしていくことがそのように展開していくというスタイルになっているのも
見入ってしまう作風になっていてよかったと思うところでしたね。

トヨタのCMを一番にしなければならない木沢はるか(鈴木京香)であるけど
画策によって抹消されてしまうも、喜一郎によって再度候補となっていくのもよかったし
へなちょこCM「ちくわ」までも、一緒に覇者復活となってしまうのもなんとも可笑しかったなぁ・・。

まぁその前に・・・
出来る方のオオタこと・・ひかり(北川景子)は、ちくわCMが勝たなければ
会社に大打撃となることでも、2人で「ちくわ」をプッシュすることになるのだが、
ちくわはストローの代わりになりますだとか・・笛になりますだとか・・・
ちくわはいらない材料を再利用した日本のエコ食品だとか
ちくわを覗けば未来が見えるとか、しょっぼ~~~い説得力のかけらもないことでも
民衆をいっぺんに引き付けてしまうというのが、人柄とノリが大事なことがよくわかったのもよかったですね。
そこらへんからちくわは妙に参加者たちの心を引き付けてしまっうというシュールさが可笑しいやら
面白いやら、喜一郎がペンを回しまくるやら、トヨタのCMが再浮上してしまったりとか、
熱い熱い魂を持った男、喜一郎のなかなか見応えのあるサクセスストーリーになっているのがいいけど、さらに、鼻につかないというのがいい塩梅であったなぁ~と思うばかりだった。

細かい部分が忘れたのでちょっと軽く端折ってしまったけど、
ともかく肩がこらない映画になっていて、言葉が喋れなくても、
熱い魂さえしっかりしていれば通じるのだという・・最後に心を掴むのは魂とノリであるという点が
妙に納得してしまう展開であったと思う。

まとめ

この映画はなんとなくジャッキーチェン映画に少し似ているような気もしたのだが、
妻夫木さんのキャラが似ているような気もする。
あのトヨタCMには、動画サイトで出ていることでも実際のものと思われるけど、
以前CMの面白いものを集めたバラエティ番組でも出ていた、インドの車会社CMにも似ているかんじであったなぁ。
インドの車だったか忘れてしまったけど、人がライトを持っていたりするのが似ていた。
ともあれ、可笑しくて、確信をついたお言葉もあったり、熱い魂をかんじられる映画でなかなか面白かった。
ピンチと書いてチャンスと読めというシュールを地でいくかんじの一郎(豊川悦司)であるけど
まさにクビになりそうになってしまう主人公が、きつねうどんによってチャンスとなってしまうストーリーでもあった。

格言:逆風も振り返れば追い風だとか、食いついてしまう格言がいいかんじであった。

(映画レビューサイトがかなり検索していてあったので驚いた。)

あらすじ、スタッフ

 地上波初!落ちこぼれ広告マンが国際広告祭の審査員に!?自社CMがグランプリをとれなければクビ..!!世界中のツワモノたちと繰り広げるグランプリ争奪戦!

広 告業界で働く太田喜一郎(妻夫木聡)は情熱は人一倍だが腕はイマイチという落ちこぼれクリエイター。お人好しな性格が災いしていつも身勝手な上司、大滝一 郎(豊川悦司)の尻ぬぐいをさせられてばかり。ある日、太田は大滝から、自分の代わりにサンタモニカ国際広告祭の審査員をやってほしいとムチャぶりされ る。
年に一度世界中の一流クリエイターたちが集まって、最高のCMを決める輝かしい舞台。夜ごと開かれるパーティーにはパートナーの同伴が必要と 知った太田は、仕事も英語もできるがギャンブル好きの同僚大田ひかり(北川景子)に1週間だけ“偽の奥さん”になってほしいと頼み込む。ふだんから太田を ばかにしているひかりだが、開催地がラスベガスに近いと知って同行を決める。
いよいよ開幕する審査会。彼を待っていたのはクセ者ぞろいの審査員たち。裏で飛び交うのは熾烈な多数派工作。
さらに太田は、大滝から電話で、「自社のしょぼいCMで入賞できなければ会社をクビ」と、驚がくの事実を言い渡される。百戦錬磨のライバルを前に、太田の武器は先輩鏡さん(リリー・フランキー)直伝の奇妙な技と、オタクグッズ、そして純粋な“広告愛”だけ。
太田はこの審査会を乗り切ることができるのか?そして、ひかりとの関係は…?
恋と仕事。人生最大の審査(ジャッジ)が始まる。

妻夫木聡(太田喜一郎)
北川景子(大田ひかり)
リリー・フランキー(鏡さん)
鈴木京香(木沢はるか)
豊川悦司(大滝一郎)


【脚本】澤本嘉光 【監督】永井聡【撮影監督】野田直樹

(HPより)