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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

あすなろ三三七拍子 1話 感想

重松清の名作ついにドラマ化!中年会社員応援団に出向の悲劇」

オジサンが頑張って応援団を立て直すって設定が、
まず受け入れやすかったことと、
やけに的が絞れない延ばし気味な1話だったとしても、
やはりお目当ての高畑充希さんがよかったことでも、
さらに剛力彩芽さんもよかったことでも、ほぼ決定ってかんじだった。

荒川剛(西田敏行)から翌檜大学応援団を立て直す為に
藤巻大介(柳葉敏郎)が会社から出向させられてしまうというワケアリさも可笑しいけど、
ココはやはり柳葉さんだからこその面白さが有効であったと思うし、
藤巻を鍛えるOBの齊藤裕一(反町隆史)、山下正人(ほんこん
な面々もなかなか魅力的で、ほっこりと厳しいかんじが、これまたよかったというかんじだった。

作りとしては状況を肯定させる為の杭を所々に打っているのが、
かなり有効であったと思うけど
応援団をつぶす側の松下沙耶(剛力彩芽)が状況を肯定させて呟いているのも面白かったし、
そんな役目に回っていたのもよかったし、
チアリーダー部部長の葉月玲奈(高畑充希)が、おじさん3人(藤巻、齊藤、山下)の様子を注視する場面とか、
そんな役回りをしているのもかなり面白かった。

やはり、葉月も応援団に入ってくれたら面白いのだけど、
そのへんは反響を観て変化させていこう~っていう巧みなドラマ作りな昨今としても、
葉月は外からオジサンたち応援団の様子を見ていく必要性もあるから、
このままでいいのかもしれない。

どうやら応援団を立て直す話しになりそうだけど、
退屈にならないだろうかという懸念もちらほら感じられたので
方向性が観えない分まだ心配もあるかなぁ~。

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