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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

みをつくし料理帖(2) 感想

みをつくし料理帖(第二弾)2014/6/8

ハゼ料理をあさひ太夫(貫地谷しほり)にという場面がちょっと料理対決演出気味としても、やはり引き付けられてしまったし・・お決まりのような対面場面もウルっとしてくるし、下向きな健気溢れる澪の清々しさと江戸情緒もかんじられて、やはり6月の清々しさとマッチしていたといった今回もよかったです。雪ノ下の天ぷらも印象的。

しかし前作が 2012年9月22日(土曜日)に放送されたことでも、詳細な登場人物の関係がわからなくなってしまったことがあるけれど、ちょっとばかり前回ほどには魅了されなかったかもしれないなぁ~というのが本音かもしれないです。

澪(北川景子)に押し寄せる災難がこれでもかっていうくらいに多かったことでも
前作のような同じような繰り返しに感じられたりしたことが
要因としてくすぶってしまった部分もあったかと・・。

それにしてもベースとなる料理人としての見せ場は変らず圧巻であったし、
澪の下向な健気さが愛おしくなることもほぼ同じに変わらないままだったし
女の料理人の立場の不利さや江戸時代のちょっとしたことでも
大変なことになってしまう理不尽さがよく出ていたことがよかったぁ・・。

そして一途な澪が奮起していく様子に引き込まれたけど
まわりの人達に支えられていく様子も面白く描かれていて
心配してくれる小松原(松岡昌宏)様、『つる家』の種市(大杉 漣)や芳(原田美枝子)などなどの関わりも見どころになっていましたね。

今回は小松原様がどうやら公方様の料理に関わる仕事のようだった点は・・・
謎のままであった前作からすると、料理探究心と言う点では澪との接点が深まり愛着が湧いてくるし
うまく武士と料理人との関わり方ふるまい方などもしっかり筋が通っていて
やはり時代劇として楽しめている部分があることがいいなぁ~と思う。

幼馴染のあさひ太夫(貫地谷しほり)に会う場面が今回も盛り込まれ
やはりあんな演出にはウルウルっとしてしまうばかりでもあったけど、
見受けする手もあるのだと小松原様からの提案は、叶えることができるのだろうかと
そんな思いにさせられるばかりでもあったかなぁ・・。

清右衛門(片岡鶴太郎)が敵とも味方ともつかないようでも、
それほど物わかりが悪い人でもなかったことがホッとするところだったし
案外頼もしくて興味深い人物になっていたことも面白かったです。

前作から2年ぐらいたってしまったことでも、同じ役をするというのは
ちょっと大変なように思うけれど、売れ子となるとさらに大変だと思うけど、
澪のような下向きな健気さを維持するのって大変なようにも思うので
ちょっと心配かなぁ~なんて思ってしまいますが
北川さんのブログはすごい!と評判だったことでも役者魂が半端ないとしても
役柄を維持するとなるとちょっと今後が辛いかもしれないなぁ・・連続モノの難しさもある「みをつくし料理帖」・・1年か半年ぐらいの間隔で観ていけたらいいのだけど・・約2年はやはり長かったかもしれません。

あ、澪が天涯孤独な身であったことも忘れてしまっていた・・。(汗)

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