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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

明日、ママがいない 第8話 感想

「少女が旅立つ時。子供たちの流す涙の訳」

粒ぞろいの子供達に拍手を捧げたいほど、感激してしまった今回。
今回は、やけに感動して、、涙がいつもの2倍流れたけど、ピア美(桜田ひより)エピソードと、その後のドンキ(鈴木梨央)のエピソードが、ちょっと意外なくらいにほんとうによかったので、涙が溢れるばかりだった。
それにしても全体的にそれぞれの子供達や佐々木(三上博史)、叶(木村文乃)の話も、もれなくついてくるといったかんじの内容でもあたので、見応えいっぱい・・どこも見逃せないストーリーになっていたというかんじ。

ドンキの問題点は心配するほどでもなかった

前回の問題視されていたドンキエピが、こんなにあっさりと解決してしまうとは意外だったけど、川島(松重豊)、美鈴(大塚寧々)夫妻の事が、本当に好きになってしまったことで、また嫌われて捨てられるのではないかという不安が、自分を守る方向に動かせたということだったんですね~。
あっさりと見抜くポスト(芦田愛菜)の鋭い目線はさすがってものでもあったけど、ちょっと今回はメインのエピに大分持ってかれたもんだというのが本音だったなぁ~。
なんせ、ピア美とその父親との再会劇で、あれほど切ないピア美の泣き声を延々と聞かされてしまったことでも、、父親が娘の名を大声で呼んでいることでも、、もう・・ぐ~っときてしまったし、涙が溢れるばかりだったし、
その後のドンキの母の涼香(酒井美紀)と川島夫妻との場面も圧巻だった。

三上さんに惚れ惚れ

それにしても、もう出てくることはないだろうと思っていたのに・・、
涼香がドンキを引き取りに来ての、ひッぱり合いには、まさか大岡裁きになるのか?とは思わないにしても、ドンキが痛い!と言って、その手をさっと離した場面は、ツボを押され、同時に寧々さんらしいなぁ~ウットリもして、さらにその後の佐々木の展開にはあっと驚くような新鮮な感動が湧き上がるという、、素晴らしい内容にもうっとりしっぱなしだった。
佐々木は、ピア美のことから、前妻の香織(鈴木砂羽)ことと、たて続けに魅せてきた点でも、もう魅了されっぱなしだったのに、さらなるこんな場面が用意されているとは、しびれるばかりだった。

ドンキの手を引っ張り帰ろうとする場面で、意を決した佐々木がゆっくりドンキの方へ歩みだし、土下座をしてのお願いしたのは、なんのことか初めはわからなかったけど、
「私はコウノトリ。たまに送り届ける家を間違えることがあります・・・」っと、ドンキに心底から訴えている様子には、もう、なんていっていいのかわからないほど、感激してしまった。
子供としても、自分で決めなければならないことに、今ドンキは立ち会っていることでも、彼女の手助けにならなければ、一生を後悔するだろうという気持ちが、土下座をしてみせたのだと思うけど、そんな大人が土下座をして下でに出て話すことで、何かひどく大事な場面なのだろう、自分で決めなければいけないのだということを・・、子供だとしても、十分判断ができたのでしょうね。

佐々木の本音をあのような形で、示したのは感動意外の何物でもなかった。
佐々木ファンとしても、こういうところが、ファンになってしまうわけだけど、ほんとうに感動する場面でした。

あとがき

このドラマらしさがいっぱいだったことでも、大感激な今回だったなぁ~。

ただ、瞳(安達祐実)とポストにまつわるエピソードが、ひっぱりに引っ張っている印象があるけど、どうも、いささか魅せるには弱いかんじもしてきたので、
過激な内容に走ると思われることはわかっているとしても(多分)、これ以上の感激が出せるかどうか、、ちょっと心配な気もします。

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