読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SpringStar★

勝手気ままなTVドラマ感想日記

「家政婦は見た!」 感想

SPドラマ

テレビ朝日開局55周年記念 ドラマスペシャル『家政婦は見た!

感無量な出来ばえでした。ともかくこのSPドラマは、前に見たことがあったけど、『熱い空気』の設定を引き継いでいるということで、題名が違っていたってわけか・・。
なんで 2 が付かないのかと不思議でもあった。

本作の趣旨について

私的には以前にやった「熱い空気」の方が意外と面白かったと思ったけど、
ちょっと今回の方は、信子(米倉涼子)が中村朱実(北乃きい)による自作自演の誘拐事件に巻き込まれたことでも、なんか朱美に振り回される結果になっていて、後半の部分はしっくりとしなかったかんじもしてしまった。
まぁ~朱美の信子を観ている顔が、可愛らしくて好みな設定になっていたので、かなり朱美にも魅了されてしまい、信子と二人の会話は、くすぐられる部分になっていたんだけど。
熱い空気の方は、おばあちゃんと仲良くなったり、子供達がやんちゃでも、めげることなくどっついていた信子がおもしろかったし、子供たちの母親とのなんともいえない、ドッツキ合いのようなものが終始あって、見どころになっていたと思うけど、
理不尽なことに対して、信子らしい静かな顔でどっつくさまはなんとも痛快で可笑しかった。

今回の方もそんな痛快さや面白さは健在で、まぁどちらがいいかと・・はっきりとは、やはり言えないかなぁ~っと思えてきたけど・・、
家政婦の仕事が生きがいであり、天職のようになっていることを描いてきた点が違っていて、そこにスポットを当ててきたところが、本作の趣旨だったのだろうかと思う。

ちょっと事件ものになっていたことが、、へんな展開になっていたとも取れたけど、
隠し財産の3億円をだまし取ろうとしたたくらみに、利用されたことと、分け前が置かれていたことで、家政婦の仕事をけがされてしまったけれど、家政婦の仕事はいわば過去の災いから逃れる、唯一の大切な居場所でもあるので、そんな信子の落胆を描きたかったのだろうなぁ~というかんじでした。
素顔でデパートに買い物をする優雅な、ツンとした信子の様子もけっこう好みであるけど、そちらの顔が信子そのものであるけど、美し過ぎることからの災いがもたらした影が見え隠れして、なんだか寂しげな顔は、印象的なものになっていたと思う。
着飾って美しくなることが女の生きがいのようなものと思ったけど、性を捨てることはできないということだろうし、ありのままの信子でもあるのだろうけど、
そのままでは災いがいやでもやってくるから、世間に戻るときは、顔を変えて仮の姿である家政婦の仕事場で、生きていくということなのだろうなぁ・・・。
その家庭に災いをもたらしてみたくなるのは、ちょっとしたはけ口というか、
そうでもしないと収まらない信子ならではの、正義感に他ならないわけなのでしょうね。

まとめ

米倉ファンとしても大好きなドラマの一つであるけど、
この世界観といい雰囲気といい、全てが好みの内容で、永久保存版のドラマにしたいほどで、安っぽさなどこれっぽっちもない作りになっていたと思う。
中村朱実(北乃きい)も信子を好いていたように、信子の雰囲気や生き方が大好きだし米倉さんの演技に魅了されてしまう内容になってました。
特に面白い作りになっていたと思うところは、信子の日記を読んでいるような回想風な言葉だったけど、急にそんな雰囲気になってくる・・・
朱美の寝顔を見ていて、可愛い寝顔でいい匂いがした・・という言葉が、やけに残るところとなっていたなぁ~。
もちろん、北乃さんの笑顔が終始可愛くて素敵だったことでも、信子との会話シーンが印象深いわけだけど・・、この二人の場面は特にいい雰囲気があってよかった。

素顔でデパートに買い物に行く信子の場面も好みなシーンであるけど、リッチなかんじがなんとも見ている者を魅了させるし、あの痛快さがなかったら、ドラマの面白さも半減していたと思うけど、うまく総合的なバランスが保っているのが心地よいばかりだった。
役者さんといい、ベテランな方ばかりで、豪華なつくりにもなっていたので、どこをとっても見どころになっていたことでも感無量でした。

見応えのあるドラマになってましたね~。

あの絶妙なタイミングで、札束が一つ落ちたところは、何か持っていると思うほどで・・緊迫した空気がそうさせたかのようだった。

 

3/2(日)PM9:00放送 テレビ朝日


家政婦は見た!資産300億美容整形クリニックの遺産相続!!乱れた秘密!?〜DNA鑑定銀座の女帝は隠し子?脱税…誘拐…家政婦が暴く嘘まみれの女!!」


沢口信子(米倉涼子)はザンバラ髪に黒縁メガネの無愛想な家政婦。実は類まれなる美貌の持ち主なのだが、あるトラウマからその美貌をわざとメイクで隠している。
 そんな信子が、1カ月200万円という高額の報酬で、美容整形外科を経営する上原家に派遣されることになる。依頼主は上原家に住む20歳の娘、中村朱実(北乃きい)。会長の上原秀光(伊東四朗)の隠し子として、2人の息子夫婦とともに上原家に同居しているのだ。実は2人の息子も異母兄弟で、秀光が高齢となった今、相続をめぐる争いは激しさを増していた。朱実もこの争いと無関係ではいられず、息子夫婦から「朱実は会長の実子ではない」との裁判を起こされてしまう。朱実を寵愛する秀光は、仮に朱実が実子でないと認定されれば、妻にめとると宣言。上原家を追い出されるか、父親として慕っていた50歳近く年の離れた秀光の妻となるか、窮地に立たされた朱実は、信子に自分を守ってほしいと依頼する。信子もまた、最初から自分の本当の姿を見抜いた朱実のまっすぐな瞳にほだされ、忠誠を誓うのだが…。
 朱実が上原会長の実の娘ではないと認定された日、上原会長は朱実との結婚を発表。だが、その直後、朱実は何者かに誘拐されてしまう…!!

HPより

 

キャスト

沢口信子(32)………米倉涼子
協栄家政婦会所属の派遣家政婦。バツイチの独り身。類まれなる美貌の持ち主であるが、過去のトラウマからその美貌をわざとメイクで隠している。家庭の不幸を見つけることが何よりの楽しみ。

中村朱実(20)………北乃きい
亡き母親から上原秀光が父と聞いたと言い、上原家に住むようになる。秀光から寵愛を受けており、求婚されている。信子に秀光と上原家から自分を守ってほしいと家政婦を依頼する。信子の本当の顔をすぐに見破る。

上原美智子(42)………松下由樹
夏雄の嫁。上原クリニックの金庫番。頼りない夫より、自分が秀光亡き後の上原家と金を仕切らなければという意識が強い。

上原夏雄(45)………尾美としのり
秀光の長男。秀光の亡き後の遺産相続を待っている。金持ちの長男のおっとりさか、きれる男ではない。

上原恵子(37)………北川弘美
雄次郎の嫁。とにかく上原家に居座り、遺産と家に隠された裏金を狙っている。すぐ騒ぎ立てる。

上原雄次郎(40)………長谷川朝晴
秀光の次男。秀光の亡き後の遺産相続を待っている。兄よりもいい加減で無責任なところがある。

北村泰山………佐野史郎
秀光が頼りにしている占い師。

高杉伝吉………六平直政
クラブ『染井』の常連客。吉源ビル会社社長。秀光と資産家ぶりを競い合っている。

染井暁子(40)………筒井真理子
秀光行きつけのクラブ『染井』のママ。一時期、秀光の口利きで朱実をホステスとして雇っていた。

岡野弘子………室井滋
信子につきまとう謎の女。

平田牧子(51)………東ちづる
協栄家政婦会会長。信子たち家政婦の派遣業務を取り仕切っている。

山尾元太郎(75)………橋爪功
上原家の番頭で、秀光の先代の頃から家につかえている。

上原秀光(70)………伊東四朗
上原家の家長であり、美容クリニックや結婚式場などを経営する上原グループのトップに君臨している資産家。朱実を後妻に迎えようとする。