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気ままなドラマ感想

ドクターX (2) 第9話(最終回) 感想

「さらば大門未知子!命のリミット15時間!?私、失敗しないので」

西部劇医療ドラマ一色だった前作から、2作目はその中に人間くささや、生活感を混ぜ込んできたけど、
実によくマッチしていて、只々、見事なできばえだったことは感無量の一言でした。
シリアスさといい、コミカルさといい、あの落ちといい品があって、そう簡単には、
お目にかかれないドラマを見られたことでも、言うことなしだった。

登場人物たちは、みんな魅力的な人ばかりでもあったけど、
未知子(米倉涼子)や神原(岸部一徳)は言うまでもないし、
教授選での蛭間(西田敏行)や、近藤(藤木直人)、海老名(遠藤憲一)、鷹野(浅野和之)も、
それぞれいい味を出していましたね。

このドラマは脇役の方がこれまたいい味を出されているわけですが、やはり、
烏丸事務長(笹野高史)と馬淵内科統括部長(三田佳子)も、見応えがあるばかりだった。

まぁ、城之内博美役の内田有紀さんが個人的には好きな人だけど・・。(笑)
この人もドラマによって別人になれるからすごい。
笹野さん、一徳さんも好きな役者さんです。

そんなわけで・・・
弱気な面もあるとしても世渡り上手な近藤の、やるときにはまっすぐ突っ走ってしまう男らしさや、
はじめからブレない鷹野の貫き通す頼もしさや、
蛭間に煮え湯を何度となく飲まされながらも、我慢我慢の海老名のダメっぷりが、
実になかなかいいかんじで、引き付けられたけど、やはり・・
海老名の我慢している姿や、酷な扱いをされ、翻弄されながら、もがいていく姿には、うう~~ってなってくるし、
思わず動いてみたものの・・蚊帳の外という寂しいすぎる人になってしまうのもなんだか、ほわっとしていて、実に顔は怖いとしても人間っぽくて、血が通っていて・・だんだん憎めない好きな人になってましたね。
小さな蛭間への反攻が、ところどころに見れたこともよかったけど、あのラストでなかったら、報われなかった。

蛭間の砕けているようで、そうでもない様子にも引き込まれたけど、
教授選と並行して行われる大手術は、教授選よりも医師としての立場に目覚め、蛭間に反旗を翻したということでも痛快だったし、実にドラマしていた部分でもあったことでも、見入ってしまうばかりだったなぁ~。
いろいろと個性をうまく生かして、粒ぞろいのごった煮状態にうまくまとめ上げていくこのドラマは、やはりかなりの出来でした。
それぞれの立場も、わかるいいドラマでもあったことでも、味わい深い寄せ鍋でした。(笑)

これはもう・・ドクターX (3)が待ち遠し。

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