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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

独身貴族 第8話 感想

「僕が彼女にできる事…最後の選択」

守(草彅剛)のゆき(北川景子)への思いが語られる流れ星のシーンは、かなり好きな場面になってました。
映画の話で盛り上がって・・・守が語り始める。

君にまだ会う前、君がテーブルの上に、8月のボレロを置いて行って、
最初に読んだとき、
書いた人間がどんな人かすぐにわかったよ。
髪の毛や服にそんなに気を使う人じゃなくて、
外とで遊ぶより本が好き。
本よりもっと映画が好き。
でも好奇心旺盛で、ダイヤのネックレスよりは野に咲く花の方が好き。
いつも夢見てるけど、物事の本質を見る目があって、
コダワリがあって意志が強くて、まぁ頑固とも言うけど・・・。

(寝てしまったゆきを見て、本音を語りだす守)

いろんなところが似てるなぁ~って思ったんだ。

この世でそんな人間、自分だけだと思ってたけど、

ついにミツケタと思たんだ。

春野ゆき、そんなところで寝たら風邪ひくぞ・・・。


ムーンリバーが流れる中、
とてもお似合いな二人なのに・・なんとも切ない守。
寝ているゆきの呼吸が、直に見ているときにはわからなかったけど、
何を言っているのだぁ~と思わず守に、突っ込みが卒倒したに違いない。(笑)
今までこういう言葉を守に期待していたことでもよかったけど、
ここは守の絶対なる信頼感から・・つい眠り込んでしまった、ゆきに見えてならなかった。

8月のボレロの制作が中止になってしまったことで、出資してくれるスポンサー探しの中・・。
ゆきがプロの脚本家としての厳しさを知ることになっていく様子や、
そんなゆきを見守る進(伊藤英明)と守のそれぞれの思いが交差するところも、けっこうよかったなぁ~。

理想の脚本を書き、そこにどれだけ現実を落とし込めるかという・・進の一般論に対して、妥協するばかりがプロの仕事ではない、と言う守の確かなる見解が見れたことも、かなりよかったけど、
結果的に守が言ってた通りに、進が最後には確かな判断を下してくるところも見入ってしまう展開だった。

タイトルの最後の選択ということでも、金策に走る守のことだとは思うけど、
現王園玲子(平岩紙)に言われた、進さんのことだけ?は、
結婚も決意しての・・最後の選択だったってかんじで、腹をくくったってことかなぁ?

守の真意が爆発するのは、いつなのかと期待しているのに・・、
なかなかちっとも爆発しないことでも、ウズウズするばかり。(笑)

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