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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「抱きしめたい!Forever」 感想

開局55周年特別番組 「抱きしめたい!Forever」

「W浅野の伝説ドラマが復活!50代の結婚と離婚…半世紀越しの女の友情と三角関係に遂に決着が!コミカルな掛け合いと切ない女心…大どんでん返しを見逃すな!」

2013年10月1日 フジテレビ PM9時 HP

<キャスト>

池内麻子(54・浅野温子)  実年齢 1961年3月4日生まれ(52歳)wikipedia

早川夏子(54・浅野ゆう子)  実年齢 1960年7月9日生まれ(53歳)wikipedia

早川圭介(61.岩城滉一)夏子の夫 実年齢 1951年3月21日生まれ (62歳)
北川愛(野際陽子)夏子の母
瀬戸恭一郎(58・草刈正雄) 弁護士 実年齢 1952年9月5日(61歳)
石堂リュウ市原隼人)

1988年7月7日から9月22日に放送された、浅野温子浅野ゆう子W主演のトレンディドラマ
スペシャルも4度製作された(1989年3月30日、1990年1月3日、1999年10月1日、2013年10月1日に放送)。wikipedia

このドラマは多分初めて見たと思うけど、スペシャルドラマとしては、つまり今回で4作目ということなんだ。54歳っていう設定が実年齢なのかと調べてしまった。(笑)
あの終わり方といい今回の流れといい、なるほどってかんじで3年後ぐらいにまた5作目はできそうな予感はかなりあるなぁ・・。(笑)(10年間隔であることから、64歳になてしまうので、やはり早い時期になるのかと・・・。)
そうすると麻子と夏子は57歳ってことかぁ~。節目の年あたりに作られると思うと、ん~結婚話を持ってくる予感もするので、
土壇場で壊れた麻子の結婚相手だった恭一郎とまた結婚話が持ち上がる可能性も捨てきれないですね。

今回見た感想は、やはり時代を共有しているようなドラマ内容になっていて、二人の友情をてんやわんやに熱く画面いっぱいに描かれていたことでも、よかったの一言でした。
初めて浅野温子さん目当てで映画を観たのは「スロ・・・」だったけど、あの頃は結構好きだったなぁ~。
101回目のプロポーズもしっかり嵌って見ていて、その後なんとなくだんだん忘れてしまったけど、
今回な~んか、また妙に、気になりだしてきたようでした。
あの愛嬌のある笑顔が蕎麦屋のひとり娘な下町っ子的親しみやすさを感じることでもいいなぁ~と思う。(実家が蕎麦屋だなんて、調べて、わかったわけだけど、ネットってこういうときに便利)

そういうわけで、あの二人の掛け合いが、理屈ではなくて、いいんですよね~。
傍から見たらそれほど大した内容でないとしても、あの何とも言えない二人の演技だけではない人間性溢れる面が、
このドラマの魅力なのだなぁ~って、しみじみと思いました。

ちょっと初めの出だしは、何この温子さんの声のトーン、なんかセリフ棒読みじゃんとか、「なるようになるさ」とやっぱし同じへ~んな言い回しが違和感だったんだけど、(まぁゆう子さんの方も棒読みでもあった)
知らない間にだんだんそんなことは気にならなくなって、
話の筋もよかったことから初めはながら見だったのに、次第にテレビの前でじっくり見入ちゃいました。(笑)

圭介が若い女と浮気して子供が出来てしまったことから、夏子との離婚問題が浮上し、若い女が依頼した弁護士の瀬戸恭一郎(58・草刈正雄)と麻子が代理で話を進める内に、次第に二人が惹かれ合ってやがて結婚することになるという話しではあったけど、(土壇場で結婚はつぶれる。)
まさか~なそんなぁ~って展開が2回ぐらい入れ込んでくるというのも、まさにジェットコースター並のストーリーだったことも満足するところになってましたね。

麻子と夏子の二人の女の友情を奏出ていくドラマであることから、やはりそうこなくちゃってものだったけど、
そういう点でもツボを心得たドラマでもあるなぁ~とつくづく納得。
麻子と恭一郎の結婚話を成功させるために、夏子と圭介は離婚はしないと嘘を演じていたっていうのも、
え!~ってもんだし、さらに、麻子の結婚も土壇場で無かったことになってしまったとは、まぁ麻子と夏子の友情ドラマであるわけなので、やはりそうこなくちゃあ~ってものでしたね。

結婚がだめになった晩に、夏子の母、北川愛(野際陽子)と麻子、夏子の3人の場面もよかった。
麻子の結婚って何かっていう質問に対して「なんだかわからないものの入口」。夫婦は?「なんだかわからないもの」。
離婚は?「新たな出発」っていう夏子の麻子への返事がかなり抽象的で印象的だったけど、
結婚が無くなった悲しみを、愛がしっかり受け止めていたことも悲しい場面への厚みが増してよかったなぁ~と思う。

後、夏子が圭介の浮気相手のことで(子供)で悩んでいるときに、石堂リュウ市原隼人)が夏子や圭介の間に入ってくるところもよかった。
疲れ果て帰る夏子を道端で待っていたリュウが「無理しないでね~」って夏子に言った台詞が違和感であったけど、
夏子と圭介の養子として迎えたいっていう過去があって、息子のような存在だったんだぁ~。
夏子が麻子に言った「子供を生まなくても、息子はできる。」という言葉も、
、なかなかここはジーンと胸に響くいい話でもあったなぁ~と思うし、リュウが生かされる場面にもなって、
正義感とやさしさ溢れるリュウということでもこのドラマにぴったりなキャスティングで馴染んでましたね。
ぴったりと言えば、あの若い女もだけど。(笑)
なんかあの歌っている某CMは、、マツコさんも多分大嫌いなタイプなのだろうなぁ~ってかんじで、
あのCMを見たらなんんかこう~ウズウズする~ってかんじなんだけど・・・
。。。あの人がしでかしそ~なエピソードでもあったことでも妙に納得。(すいません🎵)

そしてラストはまた夏子がマンションを探すわけだけど
老いたことを考えて普通なら二人で住む事を選ぶのかと思えば・・
二人にはまだまだこれからだ~ってことなんでしょうね♪
そこらへんでも麻子と夏子の逞しさ、清々しさや元気さが溢れるドラマになっていたと思うばかりでした🎵

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