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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

「人生がときめく片づけの魔法」の感想

「人生がときめく片づけの魔法」HP(http://www.ntv.co.jp/kataduke/

ベストセラーになった『人生がときめく片づけの魔法』のドラマ化。
9月27日(金)PM9時(日テレ)


<キャスト>
仲間由紀恵(主演) / 夏菜 / 速水もこみち / 倍賞美津子

 

かなり片づけるというテーマ性が高いドラマだったけど、だんだんのりまきさん(仲間由紀恵)の魅了に嵌っていくという・・
仲間さんの独特なキャラをかなり薄味気味すぎて、なんか味気ないくらいなのに、だんだんじわじわっと嵌ってしまうこのかんじは、癖になるってものでした。こうしたヒカエメな演技も嵌ってしまうのは、幅が広いなぁ~とあえて感心させられるばかり。

もう、ドラマを見てから、のりまきさんオーラ―が半端なくて、本も買おうかなぁ~て思い始めたほどでした。(笑)

生きることは物や思い出が増えていくことっといってもいいので、
その思いを片をつけずそのままになっているから、物がごちゃごちゃした屋敷になってしまうという・・・
気持ちまでもそこで止まったままになってしまうという話しは、よくわかるところでした。

そんなわけで「物を片づけることとは、人生にかたをつける。」という大きな意味があったわけで、
かなり納得して見入ってしまったけど・・
全体的にものりまきさん(仲間由紀恵)の回りは優雅に描かれていて、悪魔というかんじはぜんぜんなくて、白い服装はどっちかといえば天使ちゃんってかんじだった。

夏菜さんもしっかり演じていてよかったので、何も言うことがない出来ったし、
片づけられなくて、のりまきさんから片づけることの深さを知り、
今まで働いていたいい加減な会社に見切りをつけて、新たな自分へと向気合うというのもよかったなぁ~。
ひかえめなのりまきさんと元気な夏菜さんのシーンがなんだかいいかんじでした。


のりまきさんは施設で子供時代を送っていたという設定で、
育児放棄されてしまった子供たちの事が描かれていたり、息子と母(倍賞美津子)の確執を描くわけですが
ちょっと片づけと人生は深い繋がりがあるということなのだろうとは思うけど、
育児放棄されてしまった子供たちの場面は、のりまきさんの思いも深くて、服をたたみ帰る場所に収めること教えていたのは、
つまり、根なし草のように水に流され、自分の居る場所もない生き方ではなく、自分たちの居場所を作って帰る温かな場所を作りなさいっていうのりまきさんの切ないくらいの思いが込めれていた場面だったのだろう。

婿に出ていてしまったことがきっかけで、確執にもなってしまった母と息子の話しも、
家にある息子の思い出がつまっている物ばかりで、頑固に捨てられないままになっていた母親が、次第にやっとその自縛から逃れて、
一歩前に踏み出し片づけることを決心していくというのも、なんだかやはり清々しい~話でもあったけど・・・
そういうつまり物に執着している心、自縛から逃れられないでいるってことが、いつまでも捨てられないってことなのかなぁ・・。
こちの悩みの方が、かなり難しい問題だったと思うけど、のりまきさんの篤い熱い言葉や眼差しに揺り動かされたってことなのでしょう。

のりまきさんが、なんだか愛おしくなってきたけど、そんなのりまきさんを仲間さんがぴったり嵌ってました。
やはり悪魔なのりまきでなかったとしてもこれなら納得だぁ。(笑)
のりまきさんが描かれている?『人生がときめく片づけの魔法』という本に興味がなんだか、温かい気持ちにふれることが出来る気がしてきたことでも、興味が湧いてきたけど、本屋の前を通ったら買ってしまうに違いない。(笑)


HPによるとちょっと前は、、のりまきさんは「自身を“片づけの変態”と明言する変わり者。」であると書いてあったり、
「彼女は、超ど級のふしぎちゃん!? 天使のような微笑みで、容赦なく毒舌を浴びせる悪魔。」ということも書いてあったわけだけど、見ていても、悪魔にいつなるのかと、のりまきさんの毒舌が聞けるのかと、、待っていたのに、ぜんぜんそのようなドラマではなかったのは、ちょっと残念でもあったところ。

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