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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

半沢直樹 最終回(10話) 感想

「100倍返しなるか最後に土下座するのは誰だ!〜衝撃の結末!!友情か?裏切りか?」

半沢の出向はまさに寝耳に水で、ちょっとスッキリしないラストだったけど、半沢(堺雅人)の同期の友を許せる懐の深さや大和田(香川照之)を追い詰めていく場面は、釘づけだったし、何もいうことがない見応えも十分あった最終回でした。
まぁ~大和田があんな格下げだけで済んでしまったことも、銀行の正論ないい分でもあったけど、、大和田のような怪物抑制という位置づけから、第二の大和田を抑制するためってことでもここは納得。
しかし、この銀行で半沢が一緒にやっていくとなると、あれほどの振舞をしてしまった以上何かと不都合やら、新たな火種になる可能性も出てくると多方面から判断しての出向だったというわけなんでしょうね。
そういう意味でも出向の意味あいがちょっと違うってことかなぁ~。

大和田の腰ぎんちゃくだった岸川(森田順平)の娘を思う気持ちに、揺り動かされるほどの演技で、大和田を裏切るあたりは、かなり熱演されていたけど、そんな岸川を追い詰める半沢は、一線を乗り越えてしまった・・、
大和田と同じことをしてしまったようで、ちょっとやり過ぎてしまったのが残念ってかんじもしてしまうんだけど、
悪には悪で立ち向かわねばならないのかもしれないってことだったのかなぁ~て目には目を歯には歯をってことでも、卑劣過ぎたということなのだろうなぁ~。

卑劣極まりない大和田を射止めるには、仕方ないことと受け止めて、もっともっと頭取にその辺を酌んで貰えてもよかったわけだけど、
半沢の出向を告げる頭取のシーンはもう少し温かみがあったら、あんな睨まないでも済んだように思うんですが・・。

あとがき

あの究極の土下座シーンは、
半沢のあの罵声する大きな声と無念という言葉では言い表せないまさに大和田の怪演VS鬼ぷりってかんじで見応えがありました。
次の日にはあっけらかんとして出てくる、やっぱり大物感たっぷりな大和田が、あの頭取の御裁きによって涙するところは、まさに鬼の目にも涙。
ここはうまいこと大和田の幕引きもできてしまっていたかなぁ~と妙に納得。

そして花の良妻ぶりも光っていたようだけど、
同じ銀行員の妻でも花(上戸 彩)のように夫のよき相談相手でもあったり、反対にお金を蝕む大和田夫人だったり、娘の結婚を心配するよき母親でもあったりと、千差万別。
ってことでも復習に燃える半沢は花のようなやさしく明るい性格な女性を選んだことがよくわかりますね。
いつも明るく出迎えてくれたり、ときには温かい言葉で励ましたりと、陰で支えるよきパートナーとして、ドラマ的にも明るく花が咲いたような役どころもよかったなぁ~とようやく納得でした。(笑)
それにしても、へんな終わり方だったので、終わったのかどうか数分わからなかったなぁ~。(笑)

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