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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

信長のシェフ 第1話(感想)

「現代の料理人が戦国時代へ!!平成グルメで本能寺の変を止めろ」
なかなか面白かった。
こうしてみると今期はおもしろそうなドラマが多そうな予感がするけど、このドラマも予想していたかんじとぴったり。
及川さんの信長、ゴリさんが藤吉郎秀吉役もぴったりだったし、さらにケン役の玉森さんがいいかんじで夏役の志田さんということで、何も言うことない作りになっていると思う。
またよくある料理対決をタイムスリップしてまで見せるのかと思えたところも、さらっと通り過ごして、しっかり戦国時代へタイムスリップしてしまったシェフの話になっているのがよかったけど、仁に似ているかんじはしてもオリジナリティー溢れるドラマになっているなぁ~というかんじでなかなか面白かった。

ポルトガルから来た宣教師が信長に会うエピソードもよかったわけだけど、
料理というものが時代を超えても、やはり大切なものであるということを知ることができたし、料理の持つ力が見れたこともよかったです。(まぁ~アタリマエといえばアタリマエなのだけど。)
食べる事というのは、やはり理屈ではないものだし、美味しいものを食べると嬉しくなってしまうのは、いつの時代も同じなんだというか、変わらないわけだけど、刀が包丁であるということの意味も説得力があったなぁ~。

ドラマでの取調室のカツ丼が効力を発揮するように、気持ちの込められている食べ物を出されたら、ほろっとしてしまうということで、戦国時代という食べ物がろくにない、腹に入ればいいという時代だったとしても、美味しいものが食べれたことで、よし、またがんばろうという気持ちが溢れてきたという夏(志田 未来)の言葉も印象深かった。

ぺんは剣よりも強し。されど、ケンは剣よりも強し(笑)というかんじのドラマ。
美味しいものには勝てない。という諺があってもいいようにも思うけどないみたいです。
食で胃袋を捕まえるのは当っているし、ペンと同じく思いがしっかり込められているということでも、ぺん=食なのだろうかとあれこれ思ったり。
料理の力を前面に押し出したドラマって今までに、まぁ時代劇ではなかったと思うわけだけど、そんな切り口で見せるところも一味違っていたと思う。
ともかく賑やかなところがいいなぁ~と。

あ、「みをつくし料理帖」がありましたね。

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