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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

眠れる森の熟女 第3話(感想)

「王子様は、二重人格」

だんだんこのドラマの面白さがわかってきた。(笑)
王子の教育係の杉浦はじめ(山本圭)や、王子、祐輔(瀬戸康史)の一筋縄ではいかないタヌキぶりが、つまり面白さを出していると思うけど、千波(草刈民代)や、それぞれみんなしっかりと主張していているところがけっこう面白いように思う。

千波は平々凡々と生きていても、(あれこれ夢見る面もあったりもして。。)それなりに一人になる寂しさに弱音を吐いてはいても、なんかあっけらかんとパワフルに次の方向へ向かうところがちょっとつぼるし、(むしろ夫の方がだらしないというかんじ)、息子もあれこれ駄目だしを入れるし、さらに、祐輔のまわりの人たちときたら、、みんなタヌキというかんじがしてくるしと、、なんとも先がおもしろそうな予感がプンプン。。。
かなりそういう意味では、祐輔サイドのこれからが楽しみでもあるけど、祐輔の義理の母親、玲子(横山めぐみ)に婚約者の麻美(朝倉あき)といったところがやはり、やってくれそうで、、さらに期待が高まりますね。(笑)
(横山さんの意外とそ~んなって面が、、やっぱり早く見たい。。。)

今回王子の二重人格がばれたのに、、、え!~~っとびっくりはしても、平然さを保っているような面もある千波が、ちょっと意外って言えば意外だったし(想定ないなんだけど。。)、面白みにもなっていて、逆切れのような王子の言い分がこれまたなんか面白かった。。。
もしかしたら千波の持っているなんでも包み込むような懐の大きさが知らずと周囲が感知していて、へんに引き付けられるようなものがあるのだろうかと、、思うけど、化けの皮がはがれた王子との関係もあっさりしているというか、むしろお互いの距離感が近づいたといってもいいような雰囲気を感じてしまうようでした。

夫の本音にも、あ、そうそうという受け入れる懐の大きさに逞しさまでもかんじるし、夢みるふぉあ~んとした面もあるのに、そのギャップがまたユーモラスで、引き付けれられる主人公になってるのがやはり、一筋縄ではいかないというわけなんでしょうね。。。

ちょっと乙女チックでタフな千波のまわりで、友だち新田京子(磯野貴理子)が、暴れてくれるのも面白くなっているし、
どこを見ても、付け入る隙がないドラマになっているところは、、胡桃の部屋に通じるようで、さらに期待が高まってしまった。(笑)

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