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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

主に泣いてます 第3話(感想)

仁義なき戦い女篇」
ともかく、由紀子(安達祐実)の切れまくる場面が面白すぎましたけど、、とりわけソースかつ丼のところに軽く触れてみる。。。
「なんか負けている気がする。。人生そのものだよね~、、スイカの話で悪かったね~。。姉さんの勝ちだよ。。」とか、、怒ると土佐ベン?になったり、あれこれ変化してたり、、緩急つけての演技が見ものだった安達さんがこれまた面白いったらないところもお気に入りでした。

なんとも不思議な魅力でいまだ突っ走っているところがいいトキばあ(高泉淳子)が、「岡持ちが開くぞ~」とか、やけにわけがわからない言葉を使うところは、一体どんなすごいことになるのか引きつけられたわけだけど、、これはこれで知らない方が恐々していてよかったかもっというみちゃったら、、な~んだっていう展開が、、ちょっとさびしいけど、、背景も、実際寂しい物語が隠されていたというわけなのでした。

それにしても、美しいということは不幸なことでもあるなんて、、ある意味うまくを真理をつかんでいることもおもしろいし、もうパイを投げるのはやめようと決意したのに、。。着替えてきましたという泉(菜々緒)の華々しさっに、つい、投げてしまうっていうのも、、つぼ。
危ない!つね(草刈麻有)の洞察力もいいかんじで、、やっぱり、ネズミ男のキグルミから変わるところがツボだと思うけど、赤松啓介(中丸雄一)のように、こういうところで、思わず魅せられちゃうのもまた真理をついているということで、どこにでも隠れているような思わずドキっとするそんな仕草あれこれをあえて、もって描いてくるといったドラマなようにも見えます。

(それにしても岡持ちが居るのに、、誰も気がつかないというのもあれだけど。。。岡持ちを持っているときが危ないと皆が知っているというわけか。。。向島の姉さんとつねの関係もしっかりしている。。(笑))

振り返ると、そもそも青山仁(風間トオル)先生と泉(菜々緒)の出会いも、、「涙を流せるのはまだこの世に未練がある証拠だから大丈夫」だとか、、な~んか真理をついているし、そもそも先生が泉をモデルにした絵は、、由紀子(安達祐実)の言葉からすると「愛、官能、背徳の美」というものが人を引きつけるというわけだけど、ともかく、三角関係というか突拍子もない関係が芸術の奥底にあり、我慢しなければならない妻の思いというのもまた、真理というかんじなんですよね~。。
そんなこのドラマは、切り口を変えて、、しっかりと現実を見据えているところが、、おもしろいし、少しもブレがないことがこのドラマを不動のおもしろさにしてしまっているというかんじを受けます。
(私的に100%な魅力的なドラマで、、カエルの王女さまに続く、、毎回保存状態なドラマです。1話は録画し損ねた。)

味があるというとやはり、いつもうつぶせ加減な泉ですが、へんな格好をしているかと思えば、いじめられ、怖い思いをしていたりするところもつぼ。
言い換えると、味があるということにもなるけれど、なんかじわじわっとくるものがあって、由紀子に怯える様子とか、思わず友だちのつね(草刈麻有)を海で発見した顔ったら、、なんとも味があるというかつぼるというかんじで、、全体的にそんな泉の様子が一つのポイントにもなっていると思うけど、、けっこう好演していると思いますね。(そういう意味でもバラエティーなどにあまり出て欲しくないけど。。)
あんだけパイをぶつけられて、、モデルとしても根性ある~ってかんじもしてきたかなぁ~(笑)

さらに、おもしろいところとしては、サイドストーリーというか、そんなものを入れ込んでくるところだけど、
チャーリーズエンジェルを文字って、スカイツリー。。とかもおもしろいし、(チャーリーズエンジェルファンとしてもお気に入りだけど、、)ついでに作ったおにぎり話をふくらませるところもおもしろくて、また真理をついているお話があるのもいいところでもありました。

そういうわけで、全体的に隙がないというかんじがするけど、まぁ定番化してきたりするところは、、つまらないかんじにならないといいなぁ~というぐらいでしょうか。。
戦闘能力ではトキばぁ~が最高かも。。(笑)

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