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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

『SPEC ~翔』感想

『SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~翔』
「ハリウッドも注目のあのドラマが完全新作で帰ってきた!全ての謎が今、明かされる」


主人公は戸田さんだと個人的に思ってますが、ほんと戸田さんの異質なおもしろさというべきところが満載だったことでもよかったし、さらにサトリ(真野恵里菜)や、実はっていう久遠望(谷村美月)なところもよくて言うことなしにおもしろかったです。(ただ津田の部分だけひっかかるけど。。。)

連続ドラマでのラストの疑問府も解けて、当麻(戸田恵梨香)のスペックの謎も解けたことで、すっきりしたわけですが、また新たな疑問「結果的に、津田助広(椎名桔平)ってどうなっているの?」が出てきて当麻(戸田恵梨香)ではないけど「ち!」ってなもんでした。(笑)
戸田恵梨香さんも出ていることや、すごい!おもしろかったこともあり、あまりケチを付けたくはないけれど、
津田のわかりずらい部分は、
あれこれ2回は録画を観なおしたり、ウェブで調べてみたけど、どうもわかりずらいところなようで、
ほんとわかりずらい部分だと思うし、
そのへんは目をつぶってないことにしておいてもいいや~と、
そこまであれこれ調べる時間もないし、時間をさきたくもないのでどうでもいいや~となってきたようです。

そもそも映画が嫌いなので、どうでもいいんだけど、映画が絡むこと事態、興味ないことだし、(ドラマ感想の敵。)
映画とかドラマの関係とかもわかりずらさをかんじるところで、
つまり映画が今回の翔というドラマとなったと解釈していいのかどうか。。
そこまで調べないとわからないっていうこと事態が、どうでもよくなってしまいますね。
天とか転だか、承とか翔だとか、、どうでもいいし、映画も始ったとしても痛くもかゆくもないです。(笑)

心境としては、もう、、、
「津田のからくり」や映画仕立てどうのこうのっていう諸々なことをどっかにすっ飛ばしたいし、
シンプルに一本でまとめてほしかったけど、なんかこう、津田であって津田でないみたいなかんじとか、、
後から観たらどうもつじつまがってなところなかんじが、どうも観たくないわけで、
真に観たいと思えるおもしろい部分だけをまとめて観たかったという気分ですね。


津田=工事男だったんだけど、新たな係長ってことなのかといった疑問がじわじわっとまた出てきたり、
はたまた何人もいるようなすっきりしない津田の部分は、もういいやってかんじになってしまったけど、
新たな係長の声が津田であったところの、銃を額に突きつけていた野々村係長といった唐突にねじ込むようなストーリーの展開も、おやおやってかんじで、
野々村係長はただの昼行灯ではないということで、実質津田との会話だったんだろうとは思ったけど、
おふざけ半分なこともあり、、、注意してみるところかどうかわからなくなるというかんじもあるんですね。
(唐突に乗り移ったり、どこにも出てくるみたいだけど。。それもどこかで観た。。)
そうしたことでもハリウッドの注目に値するとも思えないし、
さまざまな違和感もあることでも、かなり無理ってかんじがしました。

そもそもな銃の弾の方向を変えるということは、
物理的におかしいわけで、、運動エネルギーの方向をも変えることにならないと思うけど、
(ベクトルの方向性を変えることまでも表現していなかったので、)
弾をひっくり返したとしても、逆さまのまま当ってしまうのが物理的な解釈ってものであるし、
「ラミパスラミパスルルるる~」とか、「3人で踊っている絵」はどうもね~
到底ハリウッドが注目してみたくなるようなものでもないのでは・・。
こんなところがかなり引っかかてしまうという、(詰めが甘いっていうか。。。)
ちょっとやすぽさみたいなところが目立つようにようにも思える。

さてさて、こんなことを書くはずではなかったんだけど、
おもしろかった部分を以下に書きたいと思います。(ほんと金太郎あめな津田がいけない。。)
おもしろいところは、数知れずあったわけですが、当麻紗綾(戸田恵梨香)が快気祝いに来た瀬文(加瀬亮)なところもおもしろいったらなかったし、
この二人には、常識が通用しないのが漫画チックというばかりでおもしろいけど、
まさかね~弓矢で射る当麻も当麻だし、瀬文も瀬文ってなもんで、こんな感覚で所狭しと詰め込まれていることが、
ともかく目が離せないというものでした。

ちょっとあれってところで、つかさず突っ込みを入れるところの、ちょっとエロいよ。。とか、
ガブッとかじったところを違う違うと支持したり、。。づらとか。。ち!ち!ち!~っと対決したり。。
こうした戸田さんのギャグの魅力がいっぱいつまっていることは言うことなしです。

さらに、やはりサトリ(真野恵里菜)と久遠望(谷村美月)もおもしろかったです。

「悟ります。」は、このドラマの目玉商品ってくらいで、サトリキャラの真野恵里菜さんの逃げるところも
よかったけど、「悟ります。」っていう台詞がキマッテいてはまり役でした。
美月さんの悟ります「」もよかったり、あのサトリ合戦もおもしろいったらなかった。
そうした意味では、吉川(北村一輝)もかなり奮戦していてよかったわけですが、
ちょっと大げさすぎて描かれていた市柳賢蔵 (でんでん)の様子からしても、急にシリアスな津田が出てくるみたいなのは、わかりずらい方が強いでしょうね。

当麻のスペックを持つ者の孤独さや葛藤と瀬文の思いも描かれたこともよかったけれど、
数少ないエピソードだったのが物足りなさもあったようです。
ギャグとシリアスの堺がわかりずらいことはネックだった気がします。



気になってもう一度、、、ゴリさんっていう野々村係長とでんでん係長のところを観てみたら、、
ゴリさんって呼ぶのはなんだかな~って気もすけど。。
確かに津田って野々村係長が言っています。
やはりただの昼行灯ではない野々村係長は、津田が乗り移っていたのを見通していた場面でしたが、あのメイクでそれを言われても・・・知らないってもんです。(笑)

【追記】
映画「天」って、ドラマ「SPEC」の初めての映画化だったのでしょうか。
なんかそんなかんじがしてきましたが、だとしたら大きな勘違いをしていたかもしれません。
しかし、やはり、「ゴリさん」という『太陽にほえろ』でのキャラクター名を持ってくることは、
この時点ですべてが単なるギャグドラマ化してしまったことになり、だいぶ困惑するシーンなように思います。
やはりごたごたしてしまっているような全体的な印象はぬぐえないようで、
単に演出と脚本のミスマッチなかんじは濃厚な気もしますね。

どちらにせよ、いい意味で熱く、躍動的なドラマだと思うので、
つい熱く語りたくなってしまうわけですが、それだけ期待が大きいんですよね。
(よくわからないけど、翔、天ときたら次はぜひ、結も期待したい!!)

キャスト
当麻紗綾(戸田恵梨香)、瀬文焚流(加瀬亮)、野々村(竜雷太
ニノマエ(神木隆之介)、冷泉(田中哲司)、サトリ(真野恵里菜
久遠望(谷村美月)、志村美鈴(福田沙紀
市柳賢蔵 (でんでん)、津田助広(椎名桔平)、吉川(北村一輝)ほか。

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