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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ハングリー! 最終回(感想)

「空腹が人を幸せにする」

最終回、
英介(向井理)がフランスへ修行し、麻生時男(稲垣吾郎)の用意したお店で賢太(塚本高史)たちと一緒に働く様子を期待していたところもあったけれど、
まさか時男が用意してくれたこれ以上ない未来予想図をあっけらかんと(少しは残念だったと思うけど、)断ってしまったなんて、
やはり英介はロックだな~って思ってしまったり、まぁ、ファンキーだな~てところかな~。(笑)
(ファンキーや、ソウルケイジとか、、音楽的なニュアンスがなんかドラマにもあるのがいいかも・・。)

前回の大家夫婦がまた来店していた予告から、なんとなくはそんな予感もあったけれど、
まさかこうなるとは、、やはりドラマだな~というかんじもしてしまうところで、
ほんとそっちの方がやはり似合っているし、ゴローズバーとは一線を引いてこそ英介というものでしたね。

ハラペコキッチンからハングリーに名前を変えて、一夜だけのお店をやることになったわけだけど、
千絵の奮闘もあってお客が集まったことによる大逆転劇や、
そんなお店を待っている人達がいる喜びがあることを知った大家夫婦の再出発というところもあわせて、
最終回らしい話で盛り上がった最終回でした。

ドラマの雰囲気をドS気質で(笑)終始つくっていたと思える英介ですが、
英介の仲間たちと一緒にお店をやりたいという信念をつらぬくところや、
喋ればやや乱暴な物言いの媚びない性格は、しっかりした信念をかんじるし、
堂々としたへんに屈しない大きなものをかんじるばかりで、(単にどS気質かもしれませんが。。)なんとも心地よい清々しさが終始あったようです。
そんな英介を向井さんが熱演していたと思うけど、とても似合ってましたね。

そしてやはり、千絵(瀧本美織の存在も大きかったわけですが、欠かせない存在感を出していましたね。
英介に向ける片思いの恋模様が、なんともこのドラマに「ぴったり」だったことは、ほんとよかったところでした。
そういう点からもまりあ(国仲涼子)がイマイチな役柄で残念だった気もしますが。。。
ラストの停電からの英介と千絵のあわやってところは、
パンで防いだ英介と千絵呆然には、ほんとどうなるってかんじで、盛り上がったところでもありましたね~
思えばこのドラマ、なんともふぉあ~んとしたものがあったように思うし、
千絵、英介のほのぼのとした清々しさや、おいしそうな料理においしそうな笑顔が・・
み終わると、なんともいえない高揚感に包まれていたドラマでもありました。

そういう意味でもゴローズバーとはあわなかったんでしょうけど、
なかなかの敵というか味方ということで見応えがあったと思うし、
特に最終回のゴロちゃんの真摯な演技は今までにないいい味を出していたと思うけど、特筆しないわけにはいかないところでしょうね。
そうした意味でもなぜか満たされるものが多かったドラマだったようで、なかなかよかったんじゃないですかね~

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