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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

最後から二番目の恋 第10話(感想)

「大人の未来だって、輝いてる」

観ている分にはもうしぶんなくおもしろいこのドラマであるけれど、
出会い系に手を出したり、ついつい離婚を考えたり、そんな視聴者が増えるのではないかって、
思えてしまうかんじもありますね。
千明だってやっていたし、典子(飯島直子)もやってた~!とかつい背中を押されてってことにならないといいんだけど。。(笑)
脚本がいいかんじに背中を押してくれるような事柄が多いのも事実であると思うので、
まさに生きているドラマってかんじがしてきますね。

和平(中井貴一)と千明(小泉今日子)のなんとも怪しいキスシーンは、
ようやく典子(飯島直子)が、切り出したかというかんじだったけど、
うまいこと結果的にごまかしていたようで、酒の勢いでもなさそうな、
なんかすっきりしないうやむやさがのこるばかりで意味がなんもなかったってことなんでしょうか。
二人が気まずくなるというわけでもないのは、なんともつまんらないったらない。(笑)

「何もないよりも後悔した方がましだ。」と典子の旦那だったけど、
まさかそれで酒の勢いもあって千明は、。。。は、置いておいても、
何もないまま過ぎるよりか、失敗したとしてもさ~何か行動してみた方がより人生おもしろいじゃないかって思うんだよね~
と、そんな台詞を以前にも千明が言ってましたね。

つまり、そのせいで知美母とどうも付き合う羽目になってしまった和平ですが、
ようやく呪縛から逃れることができたようで、結果的に「踏み台」になっただけでもよかったんじゃないでしょうか。(笑)

万理子(内田有紀)が、ハルカ(益若つばさ)先生に
「古くて捨ててしまおうかと思うけど捨てられないぬいぐるみみたいでかわいい~」
と追い回されるとこもおもしろかったけど、
千明のモットーを語るところの「恋愛ドラマで誰も死んで欲しくないのよ。」という言葉に涙が溢れていたのは、真平(坂口憲二)のことだったのかと、後からわかりました。
多分そうだと思うけど、千明の暖かい言葉がしみたんでしょうね。

知美(佐津川愛美)と和平の会話だったり、
知美が真平と絡むとこもおもしろかったけど、
最近の母とケンカしたというエピソードや、ここは謝るところでないとか和平と千明のような会話にあこがれる様子がよくわかったとしても、
和平との会話がなかなか乗っていたし、いいかんじにもみえたような気もします。。。
しかし、やはりお互いに引き合うものがないと、あんな風にはいかないってことなのでしょうね~

そして長倉家での
千明の46歳の誕生日を祝うシーンは、
「これまで健康であることや、生まれてきたことを祝う。」という和平の言葉がなんとも温かかったけど、
この年になってまで誕生日なんてということは間違っているという和平のさらなる言葉に千明と家族ぐるみで付け合ってくれているようで、なんともうるっとくる場面であったようですね。
ここは涙が溢れる場面だったんでしょうけど、ツボをどうも外れたようであまり感動しなかった・・。

次回最終回、いったいどんな結末やら不安もありますが、
和平と千明はいったいどうなるんでしょうかね~
結論を引き延ばしに、引き延ばした感のあるところがようやくってかんじで、待ちくたびれたかんじもします・・。

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