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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ハングリー! 第10話(感想)

「最後の客を最高の仲間と」

今頃、大家が出てきてお店を閉じてほしいと一方的なことを言われ、
お店をとうとうたたむ決意をした英介たちだったわけですが、
時男(稲垣吾郎)の思わぬ誘いとの葛藤もなかなか見ごたえがありました。
どうもこのドラマはうまいことまとめてくるところがあるけれど、なんとも自然なところがいいですね。

次回最終回ということで、少しまとめてみると、
一貫して英介を演じる向井さんのぶれのないキャラクターにまず魅了されるばかりで、
料理に向ける熱い情熱や強気な性格がなかなかいい味を出していると思うけれど、
英介=向井理ではないかと思えるほどで英介を演じているように思えてしまうようです。

最後のお店を閉じることになっての「ありがとう」と涙まじりに言うシーン、本気で泣いていたようだったけど、そんな向井さんの全身全霊の演技が、いい悪いということではなく、
ただただ観ていたいって思うんですよね。

実に自然体でできているドラマだと思うけど、英介の仲間たちもなんとなく、控えめな演技をしているように思えてならないし、
英介とその仲間たちとの料理ドラマが楽しいというコンセプトで出来上がっているんだろうな~ということで、
ゴローズバーのところがいいかんじになってはきたけど、
英介さを考えるとなかなか色が交わらないものをかんじてしまうってことなんでしょう。

こんな風に思えるドラマもあまりないと思うけど、実に自然にできているという内容と、
ぶれないその世界観を維持してゆくところは見ごたえがあるってものです。
英介の目線で物を考え、行動に移しているんだと思うし、
見事にそんな英介を演じきっている向井さんに惚れ惚れしてしまいますね。

自然すぎることで、なかなか突っ込みどころも少なくなってしまうみたいですが、
あえて、お店に来る客のエピソードや、敵対するゴローズバーなどの話でコジンマリさせることで、
ブレを最小限に抑えているということにもなるのでしょう。

ということでオリジナルの強みが生かされたいいドラマだと思います。
次回最終回、いったいどんな内容を持ってくるのか楽しみですが、
まりあ(国仲涼子)との結婚もありだろうと思うけど、もう予告をチラットみてしまうと、どうも一波乱ありそうな展開が気になりますね~

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