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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ストロベリーナイト 第9話(感想)

ソウルケイジ

やはり2度は観ないとわからないこのドラマです。

事件物は人物名が多かったり、○○興業とか名前も多かったり、短時間にそんな言葉が交差していると、
わけがわからなくなります。
刑事物ってここがやっかいなんですが、
そんなわけで、ちょっと軽く整理してみた。

    1. 日本最大のヤマト会系に属する○○組のフロント企業である「中林建設」。そこに勤めていたのが高岡賢一(石黒賢)だった。
    2. その下請け「木下興業」でトビ職人として働いていた三島耕介(濱田岳)の父親が、13年前に転落死してしまい、そのときそばにいた高岡賢一が父親代わりになって、今の三島耕介を自分の息子のようにして高岡工務店で働かせていたということ。
    3. 恋人関係だという三島耕介(濱田岳)と中川美智子(蓮佛美沙子)だったけれど、中川美智子の父親も三島耕介の父親が勤めていた「木下興業」で働いていて、2ヶ月前に同じ転落死していたということ。
    4. 日下(遠藤憲一)の調べによると「木下興業」では、職人の転落死が多く、いづれも息のかかった金融会社に借金があり、事後生命保険で相殺されていたということで、保険金詐欺疑惑が浮上。
    5. 一方の姫川(竹内結子)がみつけたのは、高岡賢一が別人である可能性が出てきたということで、高岡賢一となのる男はいったい誰なのかということでした。実在する高岡賢一が自殺したときに高岡となのる男(石黒賢)が目の前にいたわけですが、これも同じ一連の保険金詐欺疑惑と同じことなのか、母親もなくなったのは、中林建設がらみの地上げ屋のせいだったということでした。

 

高岡賢一と名のる男はいったい誰なのか、そして、耕介と美智子の間にはどんな事柄が隠されているのか・・
もうなんともわからないことばかりがいっぺんに出てきたけれど、
高岡という名前の実在する人物がいるようなので、名前を偽る理由はなんなのか、
すべての保険金詐欺に関わっていたのか、なんで父親代わりのような暖かさがあった点が不可解でならないばかりです。

姫川のトラウマに絡めての美智子のトラウマめいた事柄も気になるし、事件と絡んでいそうだなんて、
余談を言っていたら怒られそうだけど、
こうもあれこれ入れ込んでくるのもなんかあるのかな~と、勘ぐりたくなりますよね。

今回、13年前のトラウマとなってしまった玲子を、家族が腫れ物に触るかのような思いというものも
丁寧に描かれていたけれど、
多分、そのことを菊田(西島秀俊)は知っているんだと思いますね。
そんなどこにもぶつけようがない玲子の思いを唯一汲み取る菊田のやさしさに、
涙があふれたんだと思うし、ここはちょっとウルっとしてしまった場面でしたけど、
今だにそんな思いや家族とのギクシャクした思いがこみ上げることに、
腹が立つ玲子の気持ちもわかる気がします。

菊田とは恋とか恋愛感情はないと確信(笑)しているけれど、
菊田にとってはほっとけない思いが、あってもおかしくないですよね~

感に頼りすぎている姫川もこれまでにミスをしているわけだし、
それほど日下を嫌わなくてもって思うけど、、
井岡(生瀬勝久)がまた姫川の元にこれたうれしさが手に取るようだったし、
姫川の回りを賑わす存在としてもおもしろくよかったですね。

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