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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ハングリー! 第8話(感想)

「別れの時!宿敵の甘い誘惑…」

千絵(瀧本美織)がなんとも可愛らしくて、
英介(向井理)に思いをよせるかんじもいいですね。
英介もいいかんじだし、今迄仲間がいてくれたからこそやってこれたことにも気がついたし、
そもそもの食べるということについて、レストランってということについて、
幸せとはどういうことなのかが、わかったようだった英介が、
ともかくよかったです。
きどらないお店、お客様の笑顔が観たいという母と同じ思いにたどりついた英介。
いいお店をつくりましたね~という以前のシェフの言葉・・
新たな境地を見出してきた英介がなんともやはり心地よいです♪。


前回、何がなんでも一流のフレンチレストランにしたいという夢を押し付けるあまりに、仲たがいしてしまったけれど、
英介の目指すところはまだしっかりとしたものがないまま夢を押し付けるだけだったということなんでしょう。
がむしゃらに、手探りでがんばっているときって、こういう目の前のことしかわからないってことはあるけれど、
まさに英介はみえてなかったようですね。
そして、
コックになるか、ロックスターになるかという二つの夢との葛藤も新たに出てきたわけですが、
ロックの方からも声がかかっていたことからも、
以前からの夢を捨てきれないという思いがやはり出てきますよね。

結果的には才能がなかったというかんじだったけど、
方向が違っていなかったらロックをとったのかもしれないというのは、置いておいても、
ゴローズバーからの誘いはおもしろかったです。

仲間がいないのは同じだという時男(稲垣吾郎)は、
冷凍庫のシーンで、卵ガケご飯がおいしいとか子どもの頃の母親に捨てられたことにまつわるおにぎり話など、
なんともじわじわっと、本気で英介を手に入れようとしていたみたいで、
英介の作った料理が昔を思い出させていたということなんでしょうけど、英介の力は認めていたというわけでしたね。
しかし、大きな違いは仲間という意識が皆無だったことですよね。

悪までもビジネスとしての駒みたいないい振る舞いや考え方のように思えたし、
まぁそこはお金で苦労した時男のかわいそうなところなのかもしれないけど、
お金が騙しはしない、裏切らないという人になってしまったということで、なんともさびしいものがゴローズバーから漂ってきてしまうばかりでした。
英介の料理を食べて、昔ばかり思い出すということは、
もしかしたら英介の作る料理には、そんな人と人との暖かいぬくもりの味がするってことなのではないでしょうかね~

異変に気付いた仲間たちがみんなで押し寄せたのも実にいいシーンだったけど、
賢太(塚本高史)がコックなんだから手が、、と心配してカイロすぐ差し出すところはじ~んとして、え!ってかんじで、
やはり仲間っていいな~っとしみじみしてしまったところでしたね。
後ろで観ている時男は、多分うらやましかったに違いないでしょうけど、そのように
綺麗にまとめてくれた方がここはよかったんだけどな~
路線変更してほしいゴローズバーでもありました。

そして英介の恋なんだけど、どちらかというと千絵と結ばれた方がだんぜんあっているように思えますね。いまからでもそうして欲しいくらい。
まりあの、なんか合っていない設定がさびしいばかりではあるけど。。

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